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「“野獣”を目覚めさせてはいけない」 アンリ氏が明かしたメッシの勝負師としての本質「彼の目つきが変わるんだ」

text by 編集部 photo by Getty Images


アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】



 元フランス代表FWで、現在は『FOX Soccer』の解説者を務めるティエリ・アンリ氏が、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの並外れた勝負強さについて、自身がバルセロナ時代に目の当たりにしたエピソードを交えて語った。アメリカ版『MARCA』が、現地時間7日に伝えた。

ティエリ・アンリ氏がアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを語る


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 メッシはFIFAワールドカップ2026(北中米W杯)ラウンド16のエジプト戦でPKを失敗したものの、試合終盤に本領を発揮。クリスティアン・ロメロのゴールをアシストすると、自らも同点弾を決め、アルゼンチンの3-2での逆転勝利に大きく貢献した。

 試合後、アンリ氏はメッシの精神力について言及。PK失敗で落ち込むことなく最後まで戦い抜き、試合終了後には感情をあらわに涙を流した姿を振り返りながら、バルセロナ時代の忘れられない出来事を明かした。

「レオについて言えるのは、“野獣”を目覚めさせてはいけないということだ。私は練習で何度も見てきた」

 アンリ氏はそう切り出し、当時の様子をこう語っている。


「練習中、コーチがファウルを取らないことがあった。『試合でも起こり得ることだから文句を言うな』と言われると、彼の目つきが変わるんだ。そしてボールを奪い、3ゴールを決める。ゴールを決め、ボールを奪い返し、また決める。そして最後に『次はちゃんとファウルを取ってくれ』と言うんだ。その状態に入った彼を止めるのは本当に難しいよ」

 アンリ氏は、メッシの最大の武器は卓越した技術だけではないと強調。「他の誰にも真似できないほどの競争心を持っている」と、そのメンタリティーを高く評価した。

 39歳となった現在もアルゼンチン代表の中心としてチームをけん引するメッシ。年齢を感じさせない勝負強さの裏側には、世界屈指の才能に加え、アンリ氏が「野獣」と表現するほどの圧倒的な闘争心があるようだ。

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