ニューカッスル・ユナイテッドは、エディ・ハウ監督の退任が決定的で、後任としてサウジアラビア1部アル・アハリを率いるドイツ人指揮官マティアス・ヤイスレ監督の就任が見込まれている。英『The Guardian』が30日に報じた。
ドイツ人指揮官マティアス・ヤイスレ監督がニューカッスルへ
ハウ監督は2021年11月にニューカッスルの指揮官に就任し、約5年間にわたってチームを率いてきた。2025年にリーグカップ優勝を達成し、2度のチャンピオンズリーグ出場権獲得へ導くなど、クラブの再建に大きく貢献した。
一方で、今回の退任時期は予想外のものとなった。ニューカッスルのサウジアラビア人オーナー陣からは、以前からハウ監督の立場に対する厳しい視線が向けられていたという。
関係者によると、ハウ監督は長期にわたる指揮による疲労もあり、サッカー界から一時的に離れて休養する意向をクラブ側に伝えたとされている。
しかし、ハウ監督自身は直前まで退任を示唆する発言はしていなかった。27日のブリストル・シティとのプレシーズンマッチ後には、「ニューカッスルの監督である毎日は、私にとって素晴らしい時間だ。このクラブを心から愛している。それは決して変わらない」とコメントし、来季への前向きな姿勢を示していた。
ただ、その一方で水曜日には、今季最初に解任されるプレミアリーグ監督になる可能性を示すブックメーカーのオッズが急激に変化していたという。
30日の時点で、ニューカッスルとヤイスレ監督の交渉は最終段階に入っているとされる。アル・アハリもニューカッスルと同じく、サウジアラビア政府系ファンド「PIF(公共投資基金)」の所有クラブであり、移行に大きな障害はないとみられている。
昨季ニューカッスルはプレミアリーグ12位に終わり、一部サポーターからはハウ監督の解任を求める声も上がっていた。しかし、4月にノーサンバーランドのホテルで行われた会談では、PIFから来季も指揮を任せる方向で理解を得ていたとされる。
その後の夏には、アンソニー・ゴードンがバルセロナへ、サンドロ・トナーリがトッテナムへ移籍するなど主力選手が流出。また、ブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスの去就にも不透明感が残るなど、クラブを取り巻く状況は大きく変化していた。
さらに、ハウ監督が大きな影響力を持っていた補強方針も、ロス・ウィルソン氏がフットボールディレクターに就任して以降、変化。クラブは現在、将来的な売却価値を見込める若手選手を中心に、2000万〜4000万ポンド(約40億〜80億円)程度の価格帯で獲得する方針を進めているという。
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