
ガンバ大阪の名和田我空【写真:Getty Images】
ガンバ大阪の名和田我空が、2026/27シーズンの公式戦2試合目で大きな仕事をやってのけた。AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)2026/27 プレリミナリーステージの江原FC戦で、延長戦に決勝ゴール。チームを本戦へ導いた一撃を「決めなきゃいけなかった」と振り返る一方、本人が見据えているのは、ここから始まるプロ3シーズン目の戦いだ。(取材・文:高村美砂)[2/2ページ]
【AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)2026/27 プレリミナリーステージ】
2026年8月11日 江原FC 0-1 ガンバ大阪
(江陵総合競技場)
名和田我空が実はまだ記録していないもの「流石に今シーズンは…」

明治安田J1百年構想リーグプレーオフラウンド第2戦・東京ヴェルディ戦では2ゴールをマークしたガンバ大阪の名和田我空【写真:Getty Images】
「自信のある位置だったので蹴りたいって思っていたし、(自分が)蹴る気でした。(宇佐美)貴史くんもこれまでいろんなFKを決めてきた選手なのに託してくれて嬉しかったし、ありがたかったです。
だからこそ、ああいうシーンで決められる選手になりたい。このチームにはFKに自信を持っている選手も数多くいるからこそ、結果で自分を証明していかないと継続してキッカーは任せてもらえない。しっかりそこも決めていかなきゃいけないと思っています」
ところで、先に書いた江原FC戦をはじめACL2や、J1百年構想リーグプレーオフラウンド第2戦・東京ヴェルディ戦では2得点をあげるなど『数字』を残してきた名和田だが、実は、J1リーグではいまだ初ゴールを決められていない。今シーズンはそこをより強く意識した序盤戦にもなっているという。
「流石に今シーズンはJ1リーグで点を取らないとヤバいと思っています。コンディションはすごくいいし、自分に対して試合に出れば点が取れるんじゃないか、といういいイメージもある。まだまだ物足りないとはいえ、過去2シーズンに比べると自分が『できるプレー』も増えてきたという感覚もありますしね。
ただ、それを証明するのは結果に他ならない。シーズンが始まって2試合目で得点が取れたことを追い風にしながら、J1リーグでもしっかり結果を残していきたいです」
危機感と欲の両方をしっかりと燃やしながら、その才能を結果に証明するための名和田我空の戦いが、始まっている。
(取材・文:高村美砂)
【著者プロフィール:高村美砂】
雑誌社勤務を経て、98年よりフリーライターに。現在は、ガンバ大阪やヴィッセル神戸の取材がメイン。著書『ガンバ大阪30年のものがたり』。
【ガンバ大阪 ACL2優勝記念/スタッフ戦記全4回】
「今の監督は僕に合っている」ガンバ大阪、美藤倫がヴィッシング体制で掴んだ自信と成長意欲。「上には上がいる」と知った世界との差とは【コラム】/a>
「ガンバ大阪のために」戦うウェルトンの素顔。ケガを乗り越え、課題に向き合う「監督が理想とするプレーにもっと…」【コラム】
【了】
