現役時代はイングランド代表としてプレーし、リヴァプールでも活躍したジェイミー・キャラガー氏が、未払いの税金をめぐって破産申立てを受けていることが分かった。未払い額は70万~80万ポンド(約1億4000万~1億6000万円)とされている。イギリスメディア『BBC』が28日に報じている。
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元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏の“未払い税金問題”が発覚
報道によると、裁判所の文書から、HM Revenue and Customs(HMRC=英国歳入関税庁)の代理人を務める弁護士が、キャラガー氏ことジェームズ・リー・ダンカン・キャラガー氏に対する「破産申立て」を26日に行ったことが判明した。この件は英『City AM』が最初に報じていたという。
HMRCの広報担当者は個別の案件についてコメントを控えた一方、「税金の債務を抱えている顧客に対しては、支援する姿勢で対応しており、分割払いのプランを提供するなど、私たちと協力してくれる方々が債務から抜け出せるよう、できる限りの支援を行っています」と説明。「破産を申し立てるのは最後の手段です」としている。
キャラガー氏は1996年から2013年までリヴァプールでプレー。現役引退後は解説者に転身し、現在は『Sky Sports』のプレミアリーグ中継や『Stick to Football』、さらに『CBS Sports』のチャンピオンズリーグ番組などに出演している。
キャラガー氏の広報担当者は『BBC Sport』に対し、「これは個人的な税務上の問題であり、もっと早く解決されるべきものでした。現在、解決に向けて適切な手続きを進めています」とコメント。さらに「この問題がこれ以上進展することはなく、まもなく解決される見込みです」と説明している。
なお、現役引退後に税務問題を抱えた元サッカー選手はキャラガー氏だけではない。元イングランド代表のデイビッド・ジェームズ、ウェズ・ブラウン、リー・ヘンドリーはいずれも破産宣告を受けている。また、キャラガー氏の元リヴァプール同僚であるエミール・ヘスキーは2024年、163万7000ポンド(約3億3000万円)の未払い税金をめぐる法廷闘争で敗れている。
2025年には、トレバー・シンクレア氏が3万6000ポンド(約700万円)を超える税金を支払えなかったことから破産。さらに同年、元イングランド代表のショーン・ライト=フィリップス氏も、ロンドンの高等法院でHMRCから破産申立てを受けた。
また、昨年9月には、最大200人のサッカー選手が税務問題によって数千万ポンドを失い、一部の選手が自宅を失ったり、破産に追い込まれたりした可能性があることも報じられている。
元イングランド代表MFで、現在は『Match of the Day』の解説者を務めるダニー・マーフィー氏は、自身も「金融上の搾取」によって約500万ポンド(約10億円)を失ったと明かしていた。
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