【写真:Getty Images】
スタッド・ランスに所属する日本代表FW中村敬斗のリヨン移籍が濃厚となっている。フランスのリヨン地元紙『Le Progrès』は現地時間1日、中村が同日午後に市内でメディカルチェックを受けたと報じた。リヨンは通常の移籍市場が閉まるまでに契約手続きを完了できなかったものの、移籍市場閉幕後もフランス国内の選手を1人獲得できる特例の「ジョーカー制度」を利用し、中村をレンタルで登録する見通しだという。
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移籍市場閉幕後に“ジョーカー枠”で獲得か
フランス紙『レキップ』は、リヨンが中村の獲得を巡り、スタッド・ランスとレンタル料200万ユーロ(約3億7000万円)、さらに約1100万ユーロ(約20億3500万円)の買取義務を盛り込む条件で合意したと報じていた。中村本人も手続きを進めるため、すでにリヨン入りしたと伝えられている。
もっとも、移籍成立にはベルギー代表FWマリック・フォファナの退団が前提とされていた。同紙は当初、中村の加入について、フォファナのクリスタル・パレス移籍が成立することを条件として明記。
リヨンは同選手の穴を埋める存在として中村の獲得に動き、フォファナ売却の行方を見極めながら準備を進めていたようだ。地元紙『Le Progrès』も、中村をフォファナの後釜候補として報じている。
しかし、フォファナを巡る交渉はその後に急展開を迎えた。C・パレスはリヨンとクラブ間合意に達していたものの、サンダーランドがより好条件を提示。フォファナもサンダーランド行きを選択し、移籍金3500万ユーロ(約64億7500万円)で加入する見込みだと、米紙『The Athletic』が伝えた。
なお、フランスでは通常の移籍市場が閉まった後も、リーグ・アンまたはリーグ・ドゥのクラブが、フランス国内で登録されている選手を例外的に1人獲得できる「ジョーカー制度」が設けられている。中村はランスに所属しているため、この制度を利用した国内移籍が可能となる。
フォファナの移籍が正式に成立すれば、中村加入を阻んでいた大きな要因が解消されることになる。リヨンとランスはすでに取引条件で合意しており、通常の移籍期限には間に合わなかったものの、今後はジョーカー制度を利用して契約と登録の完了を目指すとみられる。
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