レアル・ベティスからラシン・サンタンデールへの移籍が決まったパブロ・ガルシア【写真:Getty Images】
ベティスの下部組織で育ち、トップチームで存在感を高めていたスペイン人アタッカーのパブロ・ガルシアが、移籍市場最終日にラシン・サンタンデールへ移籍。8月25日のバレンシア戦でラ・リーガ初ゴールを決めたばかりだっただけに、突然の別れはファンにも大きな衝撃を与えている。
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下部組織出身の期待のアタッカーがまさかの放出
移籍市場最終日、ベティスは下部組織出身のパブロ・ガルシアのラシン・サンタンデール移籍を発表した。
ベティスの下部組織で育ち、昨年には2029年まで契約を延長。今季はトップチームでの出場機会も増え、将来を担う存在として期待されていたアタッカーだった。
また、8月25日のバレンシア戦では、待望のラ・リーガ初ゴールも記録。それだけに、移籍決定後、クラブのトレーニング施設を去る際に涙を流す姿が現地で伝えられたことは、この別れの重さを物語っている。
なぜベティスは、将来を担う可能性を秘めた生え抜きの選手を手放すことになったのか。
その背景には、ダニ・セバージョスの復帰があった。
同じく移籍市場最終日、レアル・マドリードとの契約を終えたセバージョスを獲得したベティス。ただし、ラ・リーガには厳格なサラリー制限があり、新戦力を登録するためには給与枠を確保する必要があった。
セバージョスの復帰を実現させる一方で、ベティスは既存戦力の整理を進めなければならなかった。パブロの売却も、こうした編成上の事情と無関係ではなかった。
当初から退団候補に挙がっていたのは、パブロ・ガルシアに加えて、イケル・ロサダ、ネルソン・デオッサ、アルバロ・フィダルゴ。しかし、最終日まで他の選手の放出がまとまらないなか、ラシンからパブロ・ガルシアに具体的なオファーが届いた。
結果的に、ベティスはパブロ・ガルシアのラシンへの売却を選択。移籍金は550万ユーロで、ラシンが選手の権利の50%を取得。ただ、完全に手放すのではなく、将来的な選手の価値にも関与できる形で取引をまとめた。
バレンシア戦後には、母親が空港でパブロを出迎え、抱擁を交わして喜びを分かち合った。それからわずか数日後、パブロは涙を流しながらクラブを去ることに。本人にとってもファンにとっても、あまりに突然で受け入れがたい結末となった。
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