冨安健洋【写真:Getty Images】
イングランド・カラバオ・カップ3回戦、クリスタル・パレス(C・パレス)対ミドルズブラが現地時間8日に行われ、C・パレスが3-0で勝利した。日本代表DF冨安健洋は移籍後初めて先発フル出場し、無失点勝利に貢献。ボール保持時のプレーについて現地メディアから高く評価された一方、プレミアリーグで起用する上での懸念点も指摘されている。
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高評価もプレミアでの“懸念点”を指摘
今夏C・パレスに加入した冨安は、プレミアリーグ開幕節のエバートン戦で途中出場し、19分間プレー。続くマンチェスター・シティ戦では移籍後初先発を果たして74分まで出場した。フラム戦ではベンチ入りしたものの出場機会はなく、ミドルズブラ戦で再び先発出場すると、加入後初めて90分間を戦い抜いた。
冨安は3バックの一角として無失点に貢献しただけでなく、攻撃でも存在感を示した。72分には、最終ラインから前線のヨルゲン・ストランド・ラーセンへ鋭い縦パスを通すと、ラーセンが鎌田へパス。最後は鎌田大地がGKの頭上を抜く鮮やかなループシュートを決め、ダメ押しの3点目を奪った。アシストはラーセンだったものの、冨安のパスからダメ押し弾が生まれた。
現地メディア『We Are Palace』は冨安に「6点」を付け、「またしても良いパフォーマンスだった」と評価。さらに「ボールを保持した時に非常に優れた選手」と、冨安の技術力を高く評価した。
一方で同メディアは、「プレミアリーグでこのシステムをプレーするには必要なスピードを欠いている可能性がある」と懸念も指摘。その上で、国内カップ戦やUEFAヨーロッパリーグでは「非常に重要な存在になる」と今後の起用を展望した。
度重なる負傷から復活を目指す冨安にとって、移籍後初のフル出場を完封勝利で終えたことは大きな一歩。持ち味の対人守備やボール扱いを発揮しながら、プレミアリーグで継続的な先発出場をつかめるかが今後の焦点となりそうだ。