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「自称記者、実態は工作員」ベシクタシュが記者のリークに“ブチギレ声明”…「面汚し」と怒り爆発

text by 編集部 photo by Getty Images
ベシクタシュ
ベシクタシュ【写真:Getty Images】



 トルコの名門ベシクタシュが、フェネルバフチェ戦をめぐってFWドゥシャン・ヴラホヴィッチに科された処分情報を事前に漏らした記者に対し、異例の公式声明を発表。「自称記者、実態は工作員」「面汚し」など、強烈な言葉を並べて怒りをあらわにした。

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「自称記者、実態は工作員」クラブ公式とは思えない強烈な声明

 トルコの名門ベシクタシュが、クラブ公式とは思えないほど強烈な言葉を並べた声明を発表した。

 矛先を向けられたのは、ジャーナリストのタヒル・クム氏だ。

 ベシクタシュは現地時間10日に発表した声明の冒頭から、クム氏について「自称ジャーナリスト、その実態は工作員」と痛烈に批判。さらに、「背後で糸を引く者の意のままに動く人物」「ベシクタシュの敵」と次々に厳しい言葉を浴びせた。

 怒りはそれだけでは収まらない。

 声明では、クム氏の姓「Kum」がトルコ語で「砂」を意味することに掛けて、「砂粒ほどの知恵しかないタヒル・クムが、ベシクタシュという巨岩から塵ひとつ削り取ることなどできない」と皮肉を込めて一蹴。最後には「ジャーナリズムの面汚し」とまで言い切り、法的措置に着手したことを明らかにしている。

 では、ベシクタシュはなぜここまで怒りを爆発させたのか。


 発端となったのは、FWドゥシャン・ヴラホヴィッチに科された処分をめぐる情報だった。

 ヴラホヴィッチは現地時間5日に行われたフェネルバフチェ戦で、相手DFミラン・シュクリニアルと激しく衝突する場面があった。ベシクタシュはこの試合に2-1で勝利し、ヴラホヴィッチ自身も73分に決勝ゴールを記録している。

 ヴラホヴィッチはプロサッカー懲戒委員会(PFDK)から1試合の出場停止処分を受けたが、ベシクタシュによると、クム氏はクラブに正式な通知が届く1時間40分前に、その内容を自身のSNSで公表していたという。

 クラブはこれを「犯罪行為」と主張。さらに、クム氏が所属メディアやSNSを通じて、以前からヴラホヴィッチが処分を受けるよう公然と標的にしていたとも訴えている。

 さらにベシクタシュは、トップチームを運営する会社が上場企業であることから、正式発表前の情報流出は株価や投資家にも影響を与えかねないと主張した。

 クラブはヴラホヴィッチ、そして投資家の権利を守るため、クム氏と法廷で争うべく法的手続きに着手したとしている。

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