【写真:Getty Images】
スペイン・ラ・リーガのレアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英の立場に、変化が生じる可能性が出てきた。第4節のエルチェ戦で久保はベンチスタートとなり、最後まで出場機会なし。代わって先発したFWジョブ・オチエングが1得点2アシストの活躍を見せ、チームを3-2の勝利へ導いた。スペイン紙『Mundo Deportivo』は10日、オチエングの台頭によって久保の“不動の地位”が脅かされる可能性を指摘している。
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不動の地位は危うくなる
ペッレグリーノ・マタラッツォ監督はエルチェ戦で攻撃陣を大幅に変更。久保に代えてオチエングを右ウイングで起用したほか、左にはゴンサロ・ゲデス、トップ下にはルカ・スチッチを配置した。久保はオリ・オスカールソン、アンデル・バレネチェアとともに今季初めて1分もピッチに立たない試合となった。
その中で久保の代役を務めたオチエングが結果を残した。『Mundo Deportivo』は「猛烈な縦への推進力」を発揮したとオチエングを評価し、危険な場面を作る上で決定的な存在だったと強調。先制点を奪っただけでなく、ヤンヘル・エレーラの追加点とルカ・スチッチの決勝点をアシストし、1得点2アシストを記録した。
そして同紙が特に注目したのが久保の立場だ。ここまで久保は攻撃陣の中心として起用されてきたが、オチエングが同じ右サイドで存在感を示したことで競争は激しくなった。同紙は「オチエングが彼のポジションで台頭したことで、久保が1対1でのキレを早く取り戻さなければ、“不動の存在”という地位を奪われる脅威となる」と厳しく指摘した。
これまでチームの右サイドで確固たる立場を築いてきた久保だが、代役が結果を残したことで安泰とは言えない状況になりつつある。マタラッツォ監督のローテーションが成功しただけに、今後もオチエングが起用される可能性は十分にある。久保が再び“不動”の存在となるためには、1対1での鋭さを取り戻し、ピッチ上で結果を残すことが求められそうだ。
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