【写真:Getty Images】
愛知・名古屋アジア競技大会の男子サッカーが開幕した。大会4連覇を狙うU-23韓国代表と、2010年広州大会以来16年ぶりの優勝を目指すU-21日本代表。韓国紙『スポーツ京郷』は15日、「韓国はアジア大会金メダル、日本は五輪金メダル」と題し、同じ大会に臨みながら異なる方針を取る日韓両国を比較している。
日韓の違いに羨望
金メダルを獲得すれば選手が兵役上の優遇措置を受けられるアジア大会で、韓国は優勝を目標に掲げている。U-23世代に経験豊富な選手を加え、オーバーエイジ(OA)枠も3枠すべて使用。MFヤン・ヒョンジュン(セルティック)、MFオム・ジソン(スウォンジー・シティ)、MFイ・ギヒョク(江原FC)を招集した。さらに海外組も多数そろえ、アジア大会4連覇へ現時点で組める充実した戦力で大会に臨んでいる。
一方、日本は出場資格がU-23で、3人までOA枠を使える大会にもかかわらず、23人全員をU-21世代で編成。JFAも今大会について、2028年ロサンゼルス五輪を目指すチームの強化を目的として臨むと説明している。
同メディアは、こうした違いについて「日本サッカーの視線は今回のアジア大会よりもっと遠くにある」と指摘。韓国がアジア大会での優勝確率を高めるために経験のある選手を加える一方、日本は「次の大会で結果を出すために若い選手へ経験を与える」と比較した。さらに、日本はこれまでもアジア大会やU-23アジア杯で規定より若い世代を積極的に起用してきたと紹介している。
実際、大岩監督は前回のパリ五輪でもOA枠を使わずに8強へ進出。今年1月のU-23アジア杯でもU-21世代を率いて優勝した。『スポーツ京郷』は「アジア大会優勝、五輪メダル、A代表強化が別々に動いていない」と日本の育成方針を評価し、「一つの大会を越え、次の世代と次の目標までつながる日本の設計が羨ましく感じられる理由もここにある」と、日韓の現状を比較している。
目の前のアジア大会4連覇を狙う韓国と、その先にあるLA五輪金メダルを見据える日本。同紙は「どちらの方式が無条件に正しいとは断定できない」としながらも、日韓で大会への向き合い方に明確な違いがあると強調した。
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