【写真:Getty Images】
愛知・名古屋アジア競技大会の女子サッカー初戦、中国女子代表対ホンコン・チャイナ女子代表の試合が14日に行われ、中国が5-1で大勝した。中国はFWワン・シュアンが2得点2アシストの活躍を見せるなど、5得点を奪って白星スタート。しかし、中国メディア『新浪網』は、スコアほど楽な試合ではなかったとして、内容面で残った課題を厳しく指摘している。
失点シーンに元代表が苦言
中国は14分、ワン・シュアンのお膳立てからチェン・チャオジューがミドルシュートを決めて先制した。しかし、その後は決定機を作りながら追加点を奪えず、31分には最終ラインのミスから同点ゴールを献上。
それでも38分にスー・ユーがCKからヘディング弾を決めて勝ち越しに成功した。後半にはワン・ヤンウェンが追加点を奪うと、79分と89分にはワン・シュアンが2得点を記録し、最終的に5-1で試合を終えた。
ただ、中国国内では大勝にもかかわらず厳しい声が出ている。『新浪網』は、元中国代表FWハン・ドゥアン氏が試合後、「今は喜んでいる時ではない。あの失点はあまりに低レベルだった」と評したことを紹介。5得点を奪った結果だけを見るのではなく、試合内容に目を向ける必要があるとの見方を伝えた。
特に問題視されたのが、1-1とされた失点場面だ。31分、中国のスー・ユーが自陣で処理を誤ると、ボールを奪われて決定機を与え、そのまま同点ゴールを許した。同メディアは「自分たちで与えた失点」と厳しく評価し、強豪との対戦で同様のミスが出れば致命傷になりかねないと警鐘を鳴らしている。
また、攻撃面についても、前半からゴール前でチャンスを作りながら決め切れない場面が目立ったと指摘。「前線が多くのチャンスを無駄にした」とし、決定力についても課題が残ったとの見方を示した。
金メダルを狙う中国にとって、初戦は勝利と同時に課題も浮き彫りになる一戦となった。
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