U-20日本女子代表(ヤングなでしこ)の眞城美春【写真:Getty Images】
FIFA U-20女子ワールドカップ(W杯)ポーランド2026で、U-20日本女子代表(ヤングなでしこ)がグループステージを突破した。日本時間9月18日未明に行われるラウンド16では、前回大会王者の北朝鮮と対戦する。グループステージ3試合に先発出場した日テレ・東京ヴェルディベレーザの眞城美春がオンライン取材に応じ、ここまでの戦いを振り返るとともに、北朝鮮戦への思いを語った。
月額最安値で視聴するならDMM×DAZNホーダイ[PR]
「北朝鮮の勝った顔を見たくないですし、どのチームより勝ちたい国」
ニュージーランドに2-1、アメリカに2-2、イタリアに1-1。ヤングなでしこは1勝2分でグループDを2位通過した。眞城美春は3試合すべてに先発し、主に左サイドから攻撃をけん引してきた。
「予選のチームが決まってから、自分が想定していた勝ち方というか、進め方とは全然違う結果になったというのが正直なところで。もちろん、全チーム、スピードがある選手がいる中で難しい展開にはなってしまったんですけど、その中で最後に追いついたり、逆転したりっていう、最後のところでは結果を残せたので、そこはまだ良かったんじゃないかなと思います」
眞城は2007年生まれの19歳。日テレ・東京ヴェルディメニーナで育ち、2022年のU-17女子W杯には飛び級で出場した。2024年のU-17女子アジアカップでは主将を務め、チーム最多の4得点を挙げて大会MVPに輝くなど、早くから世代の中心を担ってきた。
アメリカ戦では、左サイドでボールを受けると、ドリブルで相手を引きつけ、田子夏海へヒールパス。相手DFの逆を突くプレーが注目を集めた。眞城がイメージしていたのは、プレー集などで見てきた元ブラジル代表のロナウジーニョだった。
「試合前にロナウジーニョを見ているので、そのイメージを持って試合に挑んで、結構良い感じにできてるんじゃないかなとは思ってます」
その魅力について、「見てて、なんか笑っちゃうぐらい、相手を騙してるというか、遊び心があるところがすごい好き」と語る眞城。自らも「そういう部分は自分のやりたいプレーと重なる」と話す。
左サイドでの仕掛けには手応えを感じている一方、ニュージーランド戦では決定機を逃したことを悔やんだ。
「まずは得点の部分は絶対に示していかないといけない部分だと思います。カットインからのシュートだったり、こぼれ球に詰めるところは意識しているので、そこは意識していきたいですし、自分が内側に入ったらもっと中央の距離感を縮めて。そういうところが日本の強さだと思うので、もうちょっと自分が関わっていけたらいいなとは思ってます」
眞城にとって今大会は、特別な思いもある。今年4月のAFC U-20女子アジアカップ決勝では北朝鮮と対戦し、勝利しているが、眞城は怪我のため出場できなかった。チームが優勝した一方で、悔しさも残った。
「アンダー17のアジアカップから自分は段々、活躍できるようになってきて、アジアカップはすごい重要視していたんですけど、そういう中で(アンダー)20は参加できなくて。
優勝してくれましたけど、ちょっと悔しい思いもあったりしたので、ワールドカップでは絶対に結果を残してやろうという思いできましたし、より自分らしさを出して、それがチームに貢献できればいいなとは思ってやっています」
ラウンド16の相手は北朝鮮。眞城はU-17女子アジアカップで対戦した際に「スピードであったり、うまさであったり、すごい差を感じた」という相手との再戦を迎える。
「この数年でどれだけ埋められているか。絶対、北朝鮮の勝った顔を見たくないですし、もうどのチームより勝ちたい国だなって思っています」
19歳の副キャプテンが、積み重ねてきた経験と自分らしい「遊び心」を武器に、大一番へ挑む。
(取材・文:竹中愛美)
【関連記事】
【U-20女子W杯 トーナメント表】FIFA U-20女子ワールドカップ2026
【U-20女子W杯 順位表】FIFA U-20女子ワールドカップ2026 グループリーグ一覧
【画像】U-20女子W杯優勝を狙うヤングなでしこの予想スタメン!
【了】
