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韓国選手団がアジア大会組織委員会に“正式謝罪”要求 相次ぐ運営トラブルを海外メディア報道「開幕から問題が続いている」

text by 編集部 photo by Getty Images
愛知・名古屋アジア競技大会

愛知・名古屋アジア競技大会【写真:Getty Images】



 愛知・名古屋アジア競技大会で相次ぐ運営上のトラブルを巡り、韓国選手団が大会側に正式な謝罪と改善策を求めたと海外メディアが報じた。台湾メディア『中天新聞網』は22日、「名古屋アジア大会は開幕から問題が続いている」と伝え、韓国選手団のイ・サンヒョン団長が宿泊や交通面の問題を挙げ、主催者側に正式な謝罪と改善措置を要求したと報じている。

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アジア大会組織委員会に“正式謝罪”要求


 今大会では、韓国選手団を巡るトラブルが相次いでいた。韓国紙『韓国日報』は、男子バスケットボール代表が当初入っていた臨時宿泊施設で漏水などが発生し、その後、市内のホテルへ移動したと報道。さらに日本との決勝が行われた20日には、午前練習へ向かうため大会側が手配したバスが予定時刻になっても現れず、練習をキャンセルする事態となった。

 男子サッカー代表でも交通面の問題が発生した。韓国メディア『ニューシス』によると、15日のカタール戦当日、選手団を乗せたバスが試合会場ではなく近隣の野球場へ向かい、会場到着が約30分遅れたと報道。翌16日にも練習場へ向かう車両が配車されておらず、代替車両を手配したという。

 さらに18日の男子ホッケー韓国対バングラデシュ戦では、試合前に韓国国歌ではなく北朝鮮国歌が流れるトラブルも発生。同メディアは、大韓体育会はイ団長名義で組織委員会に抗議書簡を送り、経緯説明と正式謝罪、再発防止を要求したことを伝えた。なお、組織委員会は翌19日に韓国側へ謝罪している。

 大会運営を巡っては、韓国以外の選手団からも不満の声が相次いでいる。タイのセパタクロー代表ではクルーズ船への宿泊時に登録確認を巡る混乱が起き、一部選手が長時間待機。ベトナム女子バレー代表やインドネシア男子バスケ代表でも送迎車の遅延が発生したほか、タイのテックボール代表からは競技会場での食事を巡る不満も出ていた。



 一方、大会組織委員会は22日、宿泊・飲食サービスを巡る一部報道について公式声明を発表。クルーズ船への乗船遅延については、一部選手団から提出された書類の不備の調整に時間を要したことが主な理由との認識を示し、今後も選手団の声に耳を傾けて改善するとした。なお、この声明は韓国側による22日の要求への直接的な回答として出されたものではない。

 『中天新聞網』は一連の問題を取り上げ、識者が大型国際大会について「社会の動員力、試合の管理能力、情報の統合能力、どれも国力の展示だ」と指摘したことを紹介した。相次ぐトラブルを受け、韓国選手団は謝罪だけでなく、再発防止に向けた改善も求めている。大会は10月4日まで続くだけに、今後の運営で同様の問題を防ぐことができるかも注目される。

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