追加招集された日本代表の望月ヘンリー海輝【写真:編集部】
日本代表は9月30日、キリンカップサッカー2026のエクアドル戦に向けて横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で最終調整を行った。追加招集されたFC町田ゼルビアの望月ヘンリー海輝は、昨年10月以来となるA代表招集。「率直にびっくりした」と突然の招集を振り返りながら、これまで積み上げてきた成長をピッチで示すことを誓った。
「呼んでもらった期間の中で得たものを…」
負傷者が相次ぐ中で、望月ヘンリー海輝に突然の代表復帰が決まった。
9月29日に追加招集が発表され、翌30日からチームに合流。本人にとっては昨年10月以来となるA代表活動だ。
「率直にびっくりしたっていうのが印象ですかね」
追加招集を知ったのは、「僕が昼ご飯を食べてたら、強化部の人たちに呼ばれて、それで知ったみたいな感じ」だという。
突然訪れたチャンスだが、望月には代表から離れていた期間に積み上げてきたものがある。
「継続的に呼んでもらった中で、いったん離れて、追加招集という形ですけど、呼んでもらった期間の中で得たものを1年間で模索して、自分も成長していきながらやっていきたいと思いますし、この活動で発揮する機会があれば存分に発揮していけたらなと思っています」
今季、序盤は出場機会に恵まれなかったものの、第5節で右ウイングバックとして今季初先発を果たすと、3バックの一角を任されたり、本職の右ウイングバックでも起用されたりと、直近3試合で1ゴール1アシストの結果を残している。
「オウンゴールから始まりましたけど、そっからアシストだったりとか、ゴールも含めて、得点にかかわるようなプレーも1つ1つ積み重ねることができている」
森保一監督も前日会見で、「ワールドカップには出られず、北中米ワールドカップに向けて選考させてきてもらった中で、間が空いて彼がどのように成長したかをチーム内に来てもらうことによって確認できる」と追加招集の理由として挙げた。
望月自身もおよそ1年の間で成長した姿を見せたい思いは強い。
「前に進んでいく推進力の部分だったりとか、攻撃の部分はやっぱり見せていきたいなと思いますし、空中戦の部分だったりとか、守備の対応の部分でもやられたことがあったので、そこの成長を見せていけたらなと思ってます」
今年4月にはクラブのアジアの頂点を決めるAFCチャンピオンズリーグエリートに出場し、国際舞台も経験。「自分も最初よりかは成長しているかなと思いますし、見てくださる皆さんにそのように評価してもらえるようにもいろいろ頑張っていきたいなと思ってます」と意気込む。
今回の9月・10月シリーズのメンバー発表は9月17日。当初のメンバーに自身の名前がなかったことへの思いを聞かれると、望月は率直にこう答えた。
「そこに対しての僕の思いは、ないですね。実際に試合に出れてませんでしたし、そこで今回呼ばれてるような人たちはみんな実績であったりとか、結果を残して呼ばれてる人たちが全員なので、そういうふうに僕はそれを残してなかったので、より頑張っていこうって思いです」
突然巡ってきた代表のチャンス。これまで積み上げてきたものを、ピッチで示していく。
(取材・文:竹中愛美)
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