【写真:Getty Images】
第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)女子サッカー決勝、日本代表対北朝鮮代表が2日に行われ、北朝鮮は120分間を2-2で終えた後、PK戦の末に3-5で敗れた。前回大会に続いて決勝で日本に屈し、2大会連続の銀メダル。決着の瞬間にはピッチ上で立ち尽くす選手も見られ、あと一歩で逃した金メダルに悔しさをにじませた。
2大会連続で決勝敗戦
北朝鮮にとっては雪辱を懸けた一戦でもあった。2023年の杭州大会でも決勝で日本と対戦したが、1-1で迎えた後半に3失点を喫して1-4で敗戦。今回は再び同じ相手と金メダルを争うことになった。
日本は、32分に上野真実のゴールで先制。しかし、北朝鮮は後半に反撃する。後半開始直後にチョン・グムの得点で追いつくと、69分にはチョン・リョンジョンがゴールを決めて2-1と逆転した。
しかし、そのまま逃げ切ることはできなかった。86分、塩越柚歩のパスから抜け出した西尾葉音が同点ゴールを決めて、試合は延長戦へ。120分間でも決着はつかず、勝負の行方はPK戦に委ねられた。
北朝鮮は延長後半終了間際、PK戦を見据えたとみられるGKチェ・ウンギョンを投入して最後の勝負手を打った。しかし、日本は5人全員がPKを成功。一方の北朝鮮は3人目がGK大場朱羽に阻まれ、3-5で敗れた。
逆転しながら終盤に追いつかれ、PK戦に備えた交代策も実らなかった北朝鮮。試合終了後にはぼう然とした様子でピッチに立ち尽くす選手や、応援団の前で涙を見せる姿もあった。
韓国メディア『聯合ニュース』は、北朝鮮の選手たちは銀メダルを首に掛けられる間も笑顔を見せず、沈んだ表情で悔しさをにじませていた様子を伝えている。パク・ソンジン監督も、選手たちの表情について、目標を達成できなかった苦しさが表れたものだと説明した。