U-23中国代表対U-21ウズベキスタン代表【写真:Getty Images】
第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)男子サッカー3位決定戦、中国代表対ウズベキスタン代表が3日に行われ、中国がPK戦の末に銅メダルを獲得した。その一方、PK戦では両軍の選手が入り乱れる騒動が発生。中国メディア『新浪看点』は試合後、「集団乱闘に発展しかけた」と振り返り、主審の対応にも疑問を投げかけた。
中国とウズベキスタンが衝突
試合は90分を2-2で終え、そのままPK戦へ。3人目でGKリー・ハオがウズベキスタンのキックを止め、続くシャン・ユーワンが成功して中国が2-1とリードした直後、両チームの選手が衝突した。すると、シャン・ユーワンが相手選手と言葉を交わした後に押され、そこから双方がもみ合いに。さらに控え選手までピッチへ入り、騒動が一気に拡大したという。
この場面について、中国紙『羊城晩報』は「双方の選手が衝突し、中国選手が相手選手から2度首を絞められた」と報道。選手だけでなくベンチからも人が集まり、ピッチ上が騒然とする事態となった。
混乱が収まった後、主審は中国のリウ・ハオファンとウズベキスタンのジュマエフにそれぞれイエローカードを提示。同記事は、この対応を「双方に非がある」として処理した形だと指摘し、「喧嘩両成敗」に近い判定だったと伝えている。一方で、最初に押されたとされるシャン・ユーワンにはカードが出ず、その判断自体は妥当との見方も示した。
そのうえで問題視したのが、ベンチからピッチへ入った選手への対応だ。「なぜ控え選手のピッチ侵入は追罰されなかったのか」と疑問を呈し、規則上は警告、場合によっては退場処分もあり得たと指摘。それでも主審は追加のカードを出さず、2枚のイエローだけで騒動を収めたとしている。
結局、退場者は出ず、PK戦はそのまま続行。中国は4-3で勝利し、1998年バンコク大会以来28年ぶりの銅メダルを手にした。