サッカー日本代表は5日、キリンカップサッカー2026決勝でニュージーランド代表と対戦する。FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)にも出場したニュージーランドを率いているのが、ダレン・ベイズリー監督だ。果たして、どのような人物なのだろうか。
ニュージーランド代表の監督は何者?
1972年10月5日生まれのベイズリーはイングランド出身。現役時代はDFとしてワトフォードやウルヴァーハンプトン、ウォルソールなどでプレーし、イングランドで450試合以上に出場した。
2005年にニュージーランド・ナイツへ移籍したことをきっかけに同国との関係が始まり、引退後もニュージーランドに残って指導者へ転身した。
2009年からニュージーランドサッカー協会で指導者を務め、U-17、U-20、五輪代表などを歴任。U-20代表では2015、2017、2023年のU-20W杯で、いずれも決勝トーナメント進出へ導いた。
2023年3月からA代表を暫定的に指揮し、同年7月に正式監督へ就任。そして2026年W杯予選を突破し、ニュージーランドを2010年南アフリカ大会以来16年ぶりとなるW杯出場へ導いた。
北中米W杯では、ベイズリー自身も史上初の記録を打ち立てている。
FIFAによると、U-17W杯、U-20W杯、男子オリンピック、そしてA代表のW杯という4つの国際大会すべてで監督を務めた史上初の指導者となった。
この経歴は、現在のニュージーランド代表にも大きく影響している。
現在の主力には、育成年代からベイズリーの指導を受けてきた選手が多い。A代表監督に就任してから一からチームを作ったのではなく、若い頃から知る選手たちとともにステップアップしてきたのが特徴だ。
そして北中米W杯を終えた現在は、これまでの主力と新戦力の融合を進めている。今回の代表23人のうち16人がW杯メンバーである一方、新たな選手にもチャンスを与え、次のサイクルへ向けた競争を促している。
奇しくも、北中米W杯後に新戦力を積極的に試している日本代表と似た状況だ。
イングランドからニュージーランドへ渡り、育成年代から15年以上にわたって同国の選手たちを見続けてきたベイズリー。育成年代から選手を育て、その選手たちとともにA代表、そしてW杯まで上り詰めた“育成のスペシャリスト”が、森保ジャパンの前に立ちはだかる。
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