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韓国代表、“犯人捜し”から“内部不和説”まで…選手の苦言で波紋拡大 暫定監督が火消しに動くも「事実上崩壊」と韓国メディアは嘆き

text by 編集部 photo by Getty Images
韓国代表

【写真:Getty Images】



 低調な試合が続く韓国代表に、“内部不和説”まで浮上している。2日のベネズエラ戦を0-0で終えた後、DFキム・ミンジェは交代後にベンチでスパイクを投げ、試合後には「全体として、みんなで一緒に戦っている感じがしなかった」と苦言。MFファン・インボムも、韓国サッカー協会のトップが不在で、代表監督も暫定体制が続く現状について「助けてくれる人がいない」と涙を浮かべ、韓国サッカーを取り巻く環境への強い危機感を示していた。



“犯人捜し”から“内部不和説”まで…


 キム・ミンジェは特定の選手を名指ししていなかったが、韓国国内では発言の矛先を巡る“犯人捜し”に発展。韓国メディア『OSEN』は「ソン・フンミンへの狙撃だ」「イ・ガンインを指している」とする議論が起き、一部では両選手への責任論まで噴出したと伝えた。ただし、キム・ミンジェ自身は「自分も同じだ」と自身も批判の対象に含めている。

 選手への批判はソン・フンミンやイ・ガンインだけにとどまらない。 同メディアは、ベネズエラ戦に出場したDFソル・ヨンウに対しても、試合後に「なぜまた先発なんだ」「ソル・ヨンウが問題だ」といった声が相次いだと紹介。さらに『スポーツ朝鮮』は、ソン・フンミンとオ・ヒョンギュの2トップについても「いかなるシナジーも生み出せなかった」と厳しく評価した。

 『聯合ニュース』は4日、キム・ミンジェとファン・インボムの発言を受け、「チーム内の統率力が事実上崩壊したのではないかとの声も上がっている」と報道。視線は暫定指揮を執るロベルト・モレノ監督や主将ソン・フンミンにも向かっているとした。

 さらに、別の代表選手からもチームが噛み合っていなかったとの声があがっている。DFキム・テヒョンは5日の会見でベネズエラ戦について「ベンチから見ても、うまく組み立てられている感じではなかった」と振り返り、「キム・ミンジェもそういう部分でもどかしさを感じたのだと思う」と理解を示した。一方で、戦術変更や新戦力の合流もあり、「互いに合わせるには時間が必要」とも説明している。



 こうした状況を受け、モレノ監督は5日の会見で“内部不和説”について言及。「チーム内部で起きたことは内部で解決するのが原則」とし、「監督として問題があるなら、顔を合わせて解決する」と強調した。短い活動期間についても「言い訳するつもりはない」とし、6日のウズベキスタン戦で結果を出す姿勢を示している。

 “犯人捜し”から“内部不和説”まで広がった韓国代表を巡る波紋。代表選手からも「噛み合っていなかった」との声が出る中で、モレノ監督にはチームを立て直し、ピッチ上で答えを示すことが求められている。

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