サウサンプトンを率いるトンダ・エッカート監督は、対戦相手のトレーニングを盗み見た「スパイゲート」を巡り、6週間の活動禁止処分を科されたものの、執行猶予が付いたことで引き続きチームを指揮できることになった。イギリス『BBC』が7日に報じている。
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スパイ行為で6週間の活動禁止処分も執行猶予付き
イングランドサッカー協会(FA)の独立規制委員会は、エッカート監督に6週間のすべてのサッカー活動への参加禁止処分を科した。ただし、処分は2026/27シーズン終了まで執行猶予となっている。また、2万8000ポンド(約550万円)の罰金と譴責処分も科された。
FAは当初、3カ月間の活動禁止処分を提案していた。しかし、委員会はエッカート監督について「この件における相当な情状酌量、特に真摯な反省」を考慮し、処分を軽減したという。FAが今回の処分に対して異議を申し立てるかどうかは、現時点で明らかになっていない。
サウサンプトンは声明を発表し、「今回の決定によって、残念な歴史の一時期に終止符が打たれることを願っている」とコメント。再発防止のための措置を講じたことを明らかにし、ファンの支援にも感謝を示した。
サウサンプトンは今年5月、チャンピオンシップのプレーオフ準決勝を前に、オックスフォード・ユナイテッド、イプスウィッチ、ミドルズブラのトレーニングをスパイしていたことを認め、プレーオフから除外された。さらに今季は勝ち点4を剥奪されている。
EFLの独立懲戒委員会は当時、このスパイ行為についてエッカート監督が承認していたと認定し、「トップダウンによる周到かつ断固とした計画」だったと指摘していた。
33歳のエッカート監督は6月、この行為について謝罪。「スパイ行為が禁止されているとは知らなかった」と説明し、チームのパフォーマンスには影響を与えていないと主張していた。その後、FAから規則違反で告発され、先月末に審理が行われていた。
今回の処分はFA規則E3.1への3件の違反に対するもの。今後、2026/27シーズン終了までに再びスパイ行為に関与した場合、6週間の活動禁止処分が執行される。
エッカート監督は2025年12月にサウサンプトンの正式な監督に就任。暫定監督として指揮を執った際にはチャンピオンシップ21位だったチームを最終的に4位へ導いていた。今季は8試合を終えて4勝を挙げ、13位につけている。
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