マイケル・キャリック監督【写真:Getty Images】
プレミアリーグ第6節、マンチェスター・ユナイテッド対トッテナムが現地時間10日に行われ、1-1の引き分けに終わった。ユナイテッドは10人となった相手に追いつかれ、開幕6試合でわずか1勝。英紙『The Independent』はユナイテッドの戦いぶりを酷評し、クラブOBからも厳しい声が上がっている。
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トッテナムと痛恨ドロー
ユナイテッドは前半、最下位で開幕から未勝利だったトッテナムの激しいプレスに苦戦。それでも73分にブライアン・エンベウモのゴールで先制し、78分には相手MFロドリゴ・ベンタンクールが一発退場となったことで数的優位に立った。しかし、後半アディショナルタイムにドミニク・ソランケに同点弾を許し、痛恨のドローに終わっている。
この結果、ユナイテッドは1勝3分2敗の勝ち点6。1986/87シーズン以来、40年ぶりの低調なスタートを切った。公式戦でも4試合連続で勝利がなく、本拠地オールド・トラッフォードではサポーターからブーイングが飛んだ。
同メディアは、ロベルト・デ・ゼルビ監督率いるトッテナムの方が動きが速く、運動量も豊富で、激しいプレッシングを仕掛けていたと指摘。その上で、「デ・ゼルビ監督の采配には、ある種の意図があった。代表戦4試合すべてに出場した選手数名を外し、直近3週間共に練習してきた選手を起用した」と述べつつ、「トッテナムには計画も青写真もあった。しかし、ユナイテッドにはそのどちらもないように見えた」と厳しい言葉を送った。
実際、ユナイテッドの前半のシュートはわずか1本で、ゴール期待値(xG)は0.05。後半に選手交代で試合の流れを変えて先制したものの、エヴァートン戦やブライトン戦でもリードを守り切れなかったことを振り返り、同じ失敗が繰り返されていると問題視している。
さらに、元ユナイテッドのギャリー・ネヴィル氏も英『Sky Sports』で「最初の1時間、選手たちに熱意もエネルギーも感じられなかった。トッテナムは3点か4点リードしていてもおかしくなかった」と酷評。「選手たちはしっかりしなければならない。そうでなければ、この先の数週間は非常に心配だ」と警告した。
英『talkSPORT』は、マイケル・キャリック監督について「危険な状況にある」と指摘。指揮官自身も試合後に「非常に失望している」と落胆を隠さなかった。ミッドウィークにはアトレティコ・マドリードとのUEFAチャンピオンズリーグを控えており、立て直しを迫られている。