アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は、2019年夏にニューカッスルの監督就任に近づいていたようだ。イギリスメディア『テレグラフ』が20日に報じている。
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アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督、ニューカッスルの監督に就任する可能性があった?
アルテタ監督は当時、マンチェスター・シティでジョゼップ・グアルディオラ監督のアシスタントコーチを務めていた。ニューカッスルのオーナーだったマイク・アシュリー氏は、同監督を新たな指揮官に迎えることを強く望み、通常では考えにくいほど長期の契約を提示する用意があったという。
アルテタ監督自身もオファーを真剣に検討していたとされる。ニューカッスルは2018-19シーズンのプレミアリーグを13位で終え、降格圏とは勝点11差をつけていた。改善の余地があり、経験の浅い指導者にとっても挑戦しがいのある環境だった。
しかし、就任にはいくつかの難しい問題があった。前任のラファエル・ベニテス監督はサポーターから高い人気を誇っていた一方、アシュリー氏はファンから強い反発を受けていた。新監督が結果を出せなければ、十分な猶予を与えられない可能性もあった。
さらに、チーム編成にも不安があった。ニューカッスルは2019年夏、アジョセ・ペレスをレスター・シティに売却。前シーズンにウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンから期限付き移籍で加入し、クラブ年間最優秀選手にも選ばれたサロモン・ロンドンも退団した。2人は2018-19シーズンのプレミアリーグでチームが記録した42得点のうち、合計23得点を挙げていた。
また、アルテタ監督は自身が望むコーチングスタッフをそろえられなかったことも、就任を見送った理由の一つだったとみられる。必要な人物を招こうと動いていたものの、タイミングが合わなかったという。最終的に同監督はオファーを断り、数か月後にアーセナルの指揮官に就任した。
『テレグラフ』は、新刊『Arsenal: The Inside Story of Arsenal’s Rebirth Under Mikel Arteta』の内容を紹介する中で、この経緯を伝えている。
記事ではそのほか、アルテタ監督が選手のモチベーションを高めるために取り入れてきた独創的な取り組みや、2024年夏にリッカルド・カラフィオーリを獲得する際、チェルシーも獲得を狙っていたことなどが紹介されている。
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