【写真:Getty Images】
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第3節、パリ・サンジェルマン(PSG/フランス)対バルセロナ(スペイン)の試合が現地時間20日に行われ、PSGが4-2で勝利した。試合開始前には、PSGサポーターがチェーンソーでバルセロナのエンブレムを切り裂くような巨大コレオを披露。バルセロナが欧州サッカー連盟(UEFA)への報告を決める騒動に発展した。スペイン紙『AS』などが報じている。
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PSGサポーターの“過激コレオ”が物議
問題となったのは、本拠地パルク・デ・プランスのゴール裏に登場した巨大なコレオだ。PSGのサポーターグループが、スタンド全体を覆うほどの演出を披露。そこにはホラー映画『悪魔のいけにえ』の殺人鬼「レザーフェイス」を思わせる人物が描かれ、手にしたチェーンソーでバルセロナのエンブレムを切り裂くようなデザインが施されていた。
さらに、コレオにはフランス語で「パリ流の虐殺」を意味する言葉も。フランスメディア『CulturePSG』によると、エンブレムの部分には穴が開く仕掛けが施され、そこから火花が噴き出した。チェーンソーでエンブレムを切断する様子を再現した動きのある演出だったという。
仏メディア『So Foot』は、今回のコレオが事前にPSGの経営陣から承認を得ていたと報道。同メディアは、ハロウィーンが近づく時期に合わせ、ホラー映画をモチーフにした可能性を指摘している。
一方、バルセロナ側はこの演出を問題視している。スペインメディア『Cadena SER』によると、バルセロナのクラブ関係者は、この巨大コレオについてUEFAの試合担当者に正式に苦情を申し立てる方針だという。
また、同メディアは、バルセロナ側がコレオを攻撃的かつ侮辱的なものと捉えていると報道。これほど大規模な演出がスタジアムに持ち込まれたことに加えて、バルセロナを侮辱する横断幕が掲げられ、PSGの得点後にはスタンドで多数の発炎筒がたかれたことを問題視していると伝えた。
PSGがピッチ上では4得点で勝利を収めた一方、スタンドでの過激な演出が物議を醸している。現時点でUEFAによる処分は確認されておらず、今後の対応が注目される。