【写真:Getty Images】
フランス・リーグアンのリールは現地時間16日、ニューバランス製の2026/27シーズンのフォースユニフォームを発表した。最大の特徴は、通常のクラブエンブレムに代わり、フランドル地方を象徴するライオンの紋章を胸に採用したことだ。クラブ史上初となる試みで、地域の歴史や文化への敬意が込められている。
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新ユニフォームで異例の“エンブレム変更”
新ユニフォームは黒を基調に黄色のアクセントを組み合わせたデザインで、フランス北部に広がるフランドル地方の歴史的な色彩から着想を得ている。生地には、この地方の建築物に見られるステンドグラスをモチーフとした模様を取り入れ、フランドル地方特有の丘陵地帯を連想させるディテールも盛り込まれた。
特に注目されるのが、胸に配置されたライオンの紋章だ。通常のリールのエンブレムを使用せず、フランドル地方の紋章に置き換えるのはクラブ史上初めてとなる。このライオンは中世から同地方を象徴してきたもので、後ろ脚で立ち上がる姿が特徴。クラブ公式は、今回のユニフォームに限ってライオンがリールの象徴になると説明しており、クラブと地域の一体感を示す特別なデザインとなった。
発表キャンペーンには、地元出身のラッパー「BEN plg」も参加した。ヴィルヌーヴ=ダスクで生まれ、トゥルコワンで育ったアーティストが映像のナレーションを担当し、自身の楽曲も使用されている。映像には地域の住民やサポーターが登場し、フランドル地方の風景や文化が紹介された。
また、リールとニューバランスは2016年に始まったパートナーシップが10周年を迎えたことも記念している。両者はこれまでに2021年のリーグ優勝やフランス・スーパーカップ制覇などを経験。今回のユニフォームの襟の内側には、提携10周年を記念した特別なロゴも刻まれている。
クラブのX公式アカウントでは、新ユニフォームのデザインを公開した。