
【写真:Getty Images】
2026年のバロンドール授賞式が、現地時間26日にイギリス・ロンドンで開催される。世界最高の選手を決める栄誉をめぐり、予測市場では有力候補の間に大きな差が生まれている。(文・編集部)
わずか2週間で受賞予想が激変
予測市場「Polymarket」の男子バロンドール受賞者を予想する取引では、23日時点でイングランド代表FWハリー・ケイン(バイエルン・ミュンヘン)が76.8%で首位に立っている。
一方、スペイン代表FWラミン・ヤマル(バルセロナ)は16.0%で2位。フランス代表FWキリアン・エムバペ(レアル・マドリード)が6.1%で3位、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)が1.6%で4位に続いている。
「Polymarket」は、スポーツや政治など、将来の出来事の結果を予想し、参加者が実際のお金を使って取引するサービスだ。取引価格が予想確率として表示される仕組みで、参加者のさまざまな情報や見解が反映される。
2024年のアメリカ大統領選では、投票日前からドナルド・トランプ氏の勝利を有力視し、実際の結果を的中させたことでも注目を集めた。ただし、予測市場の数値は取引状況によって変動するため、必ずしも結果を保証するものではない。
注目すべきは、この約2週間で起きた変化だ。10月7日時点では、ケインが約48%、ヤマルが約43.5%とほぼ互角の状況だった。しかし、その後は両者の差が急速に拡大。現在では約61ポイントもの大差がついている。
ケインは2025/26シーズン、バイエルンで公式戦51試合に出場して61得点を記録。ブンデスリーガとDFBポカールの2冠達成に大きく貢献した。さらに、今夏のワールドカップでもイングランド代表の3位入賞に貢献するなど、クラブと代表の両方で結果を残した。
一方、19歳のヤマルもバルセロナのラ・リーガ制覇に貢献し、スペイン代表としてワールドカップ優勝を経験。史上最年少でのバロンドール受賞に期待がかかっている。
バロンドールの選考では、個人のパフォーマンスに加え、チームとしての実績やタイトル、フェアプレーなどが評価される。ケインの圧倒的な得点力と、ヤマルの若さにして手にした数々の栄誉。2人の争いは、授賞式直前になって予測市場では大きく傾いている。
ただし、予測市場の数値は実際の投票結果を示すものではない。受賞者は各国の専門記者による投票で決定される。
創設70周年を迎える今年のバロンドール。予測市場の見立て通りの結果となるのか。それとも、最後に波乱が待っているのか。26日の発表に注目が集まる。
(文・編集部)
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