
バルセロナ&レアル・マドリードでプレーした選手【写真:Getty Images】
日本時間10月26日5時から、バルセロナとレアル・マドリードによる伝統の一戦「エル・クラシコ」が行われる。世界屈指のライバル関係にある両クラブでは、直接の移籍はもちろん、他クラブを経由した場合でも、双方でプレーした選手が大きな注目を集めてきた。時にはファンから激しいブーイングや批判を浴びることもある。今回は、そんなバルセロナとレアル・マドリードの両方でプレーした選手を紹介する。※データは『Transfermarkt』を参照。[5/5ページ]
MF:ルイス・エンリケ

バルセロナ&レアル・マドリードでプレーしたルイス・エンリケ【写真:Getty Images】
生年月日:1970年5月8日
在籍:〈1991年~1996年〉レアル・マドリード/〈1996年~2004年〉バルセロナ
【起用法を巡って首脳陣と対立】
バルセロナからレアル・マドリードへの禁断の移籍を断行したのがロナウドならば、その真逆の道筋を辿ったのがルイス・エンリケである。現在パリ・サンジェルマンを率いている名将は、現役時代に物議をかもす移籍劇を繰り広げ、古巣のファンを激怒させた。
スペイン・ヒホン出身のエンリケは、地元クラブのスポルティング・ヒホンでプロデビュー。1991年~1996年にかけてはレアル・マドリードの中心選手として活躍した。だが、所属期間の終盤には起用法を巡って首脳陣と対立。契約満了後に次なる移籍先として選んだのは「絶対に移籍してはいけないクラブ」であるはずのバルセロナだった。
【古巣に向けた挑発的行為】
1997年11月の『エル・クラシコ』では、レアル・マドリードのファンを激怒させる行動を見せた。エンリケはチームの2点目となる勝ち越しゴールを決めると、激しいブーイングを浴びせる古巣のスタンドへ向かって走り寄り、ユニフォームのエンブレムを両手で強く引っ張り、拳を突き上げた。
近年では古巣クラブとの対戦でゴールセレブレーションを控える選手が珍しくないが、エンリケは強烈な挑発的パフォーマンスを披露。罵声の声はさらに音量を増すこととなった。
後に、エンリケは「得点を挙げたらクラブのためにも祝わなければいけない」とコメント(2020年5月21日報道/スペイン紙『マルカ』)。所属しているクラブへ忠誠心を示すことの重要性を強調した。また、強烈な憎悪を生んだ禁断の移籍については「長い時間が経って、私の中では美しい思い出の一つになっているよ」と語っている。
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