【写真:Getty Images】
2026年のバロンドール授賞式が現地時間26日に開催される。男子の受賞争いについて、スペインメディア『Cadena SER』は「近年まれに見る混戦」と注目した。バルセロナのFWラミン・ヤマルらが候補に挙がるなか、投票権を持つ記者たちの見解を紹介し、ヤマルを単独の最有力候補と断言する声はないと報じている。
ヤマルを「最有力候補」とする声はなし?
バロンドールは世界100か国の記者100人による投票で選ばれる。同メディアのエクトル・ゴンサレス記者は、投票を終えた複数の記者に話を聞いた。投票者は主催者との取り決めにより個々の順位を公表できないため、具体的な投票先ではなく、受賞争いについての感触を尋ねたという。
その結果、候補者の顔ぶれが幅広く挙がる混戦ながら、記者たちの見方ではバイエルン・ミュンヘンのFWハリー・ケインとヤマルの名前が繰り返し登場。同メディアは「誰もヤマルをバロンドールの最有力候補に挙げようとはしない」と指摘し、ケインについて「少なくともヤマルと同じくらい有力だ」と分析した。両者の争いが焦点になるという見立てだ。
一方、レアル・マドリードのFWキリアン・エムバペについては、『Cadena SER』が話を聞いた記者たちの感触から「上位2人には入らない」との見方を紹介。なかには3位以内への選出もないと予想する記者がいるという。
また、同メディアではケインを高く評価する声も紹介されている。「ケインはあらゆる面でエムバペを上回った」との意見が出ており、得点数やタイトル獲得に加え、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)やワールドカップ(W杯)での直接対決にも言及。さらに、エムバペ自身の発信によって、実際よりも良いシーズンを送ったかのような印象が生まれたとの批判もあった。
一方で、ヤマルを推す声もあり、「ヤマルはケインに簡単に勝つべきだ」との意見も紹介された。W杯が開催されたシーズンであることや、ヤマルの年間を通じた活躍を理由に挙げ、ケインよりも明確に優位に立つべきだと主張。さらに、ロドリとファビアン・ルイスも有力候補として評価されるべきだとの見解が示されている。
受賞者の発表が迫るなか、記者たちの見方は一様ではない。ヤマル、ケイン、そしてエムバペは最終的にどのような評価を受けるのだろうか。
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