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世界大会で2ゴールも「もっとパフォーマンスを上げられる」16歳の栗田七海が目指す世界一。リトルなでしこ、U-17女子W杯決勝Tへ

text by 竹中愛美 photo by Getty Images

U-17日本女子代表 (リトルなでしこ) 栗田七海 U-17女子W杯GS初戦 ザンビア戦より

U-17日本女子代表(リトルなでしこ)の栗田七海【写真:Getty Images】



 FIFA U-17女子ワールドカップ(W杯)モロッコ2026で、U-17日本女子代表(リトルなでしこ)は3戦全勝、9得点無失点でグループステージを首位突破した。初戦のザンビア戦で2ゴールを決めたMF栗田七海は、日本時間10月30日未明のノックアウトステージ初戦・ケニア戦を前に、オンライン取材でここまでの戦いと世界一への思いを語った。

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初戦で2ゴールも満足せず。16歳の栗田七海が目指すプレーとは

 3戦全勝、9得点無失点でグループステージを突破したU-17日本女子代表(リトルなでしこ)。2014年大会以来の世界一を目指すチームで、攻撃の一翼を担うのが16歳のMF栗田七海だ。
 
 日テレ・東京ヴェルディメニーナに所属する栗田は、初戦のザンビア戦で2ゴールを記録。9分には花城恵唯の右サイドからのクロスに合わせて先制点を奪い、後半終了間際の88分にもネットを揺らした。チームの大会初ゴールを決め、5-0の快勝に大きく貢献した。

 2得点という結果を残した栗田だが、自身のパフォーマンスには満足していない。

「自分的にはまだ、もっとパフォーマンスを上げられるかなと思います」

 具体的な課題として挙げたのは、攻撃の精度だ。

「攻撃だったら、ラストパスの質とか、自分が受けてからのプレーの質をもっと上げていきたいなと思います」

 初戦のザンビア戦では緊張もあったという。「自分が点を決めたいなと強く思った」と振り返り、仲間からのパスを得点につなげた喜びを語った。

 一方、初めて経験する世界の舞台では、海外選手のフィジカルやスピードに違いを感じている。



「アフリカだったら一瞬のスピードとか、カウンターでスピードの差を感じましたし、ヨーロッパだったらテクニックとかフィジカルの差を感じて、南米はフィジカル(の差)を感じました」

 試合を重ねる中で対応できた部分もあるが、球際や守備では「まだ待っているところがある」と課題を認識する。

 チームの団結力については、初戦から高まっていると感じている。栗田自身も、近いポジションの選手たちと要求を伝え合いながら、連係を深めている。

 栗田が大切にしているのは、結果だけではない。

「あと4試合で、決勝戦まで行って優勝することが目標ですし、自分では良いプレーをして、見ている人が楽しいって思えるようなプレーをして、得点したいなと思ってます」

 そのプレースタイルには、所属するメニーナで積み重ねてきたものがある。「普段やっているメニーナでのプレーが自然に出たりは、全然あります」と語った。

 次の相手はケニア。栗田は「チームのために、攻守においてハードワークをして、自分がゴールに関わっていけたら」と意気込む。

 初戦で2得点を挙げた16歳のアタッカーが、世界の舞台でさらなる成長を目指す。勝利とともに、見る者を楽しませるプレーを追い求めていく。

(取材・文:竹中愛美)

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