
スタートダッシュに成功した“意外な”欧州クラブ5選【写真:Getty Images】
欧州各国のリーグ戦が開幕してから約1カ月が経過した。マンチェスター・ユナイテッドのように低迷する名門がある一方で、前評判を覆す躍進を遂げているクラブもある。今回は、良い意味で予想を裏切り、スタートダッシュに成功した欧州のクラブをピックアップして紹介する。(成績は10月28日時点)[5/5ページ]
フライブルク(ドイツ)

フライブルクMF鈴木唯人【写真:Getty Images】
監督:ユリアン・シュスター
26/27シーズンリーグ成績:4勝1分2敗(3位)
【長期的な政策が現在に影響を】
鈴木唯人、後藤啓介、山本理仁の3人の日本人選手が所属するフライブルクが、リーグ開幕から7試合で4勝1分2敗と好スタートを切り、3位につけている。
ブンデスリーガで、フライブルクほど継続性を重視しているクラブは少ない。
浦和レッズで指揮を執ったことで知られるフォルカー・フィンケ(1991年7月~2007年6月)を筆頭に、クリスティアン・シュトライヒ(2011年12月~2024年6月)のように、監督に長期政権を任せながら、時間をかけてクラブを強化するのが彼らのスタイルだ。
現役時代、シュトライヒ前監督の下で主将を務めていたユリアン・シュスター現監督は、それまでのトランジションを重視した高強度のフットボールを維持しつつ、選手の特性をうまく生かしてチームの成長を促してきた。
その成果は、昨季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)準優勝という結果にも表れている。
【主力が抜かれるも…】
今夏には、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)で大活躍したスイス代表MFヨハン・マンザンビや、守護神ノア・アトゥボルが移籍。それでも、的確な補強と既存戦力の活躍によって、チームは強さを維持している。
その中で、鈴木唯人の活躍にも触れないわけにはいかない。
4-1で大勝したブレーメンとの開幕戦ではハットトリックを達成。第5節のシャルケ戦では痛恨の退場処分を受けたものの、マンザンビの退団によって懸念されていた攻撃力は維持されている。
一時は首位に立ったフライブルクだが、直近ではレバークーゼンとバイエルン・ミュンヘンという強豪相手に連敗を喫した。
UEFAカンファレンスリーグ(ECL)との並行開催もあり、リーグ戦で上位に食い込むのは簡単ではない。それでも、クラブ史上初のCL出場権獲得に向けて、サポーターの期待は高まっている。
【著者プロフィール:編集部】
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