フランス代表FWキリアン・エムバペが毛沢東に似せて加工された動画を巡り、制作者のユネス・ケリフィ氏が騒動について語った。スペインメディア『マルカ』が29日に報じた。
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フランス代表FWキリアン・エムバペの中国との問題が収まらず?
ケリフィ氏は、Xで「frenchaicovers」として活動するフランス人で、2023年夏にエムバペを毛沢東風に加工した動画を制作。この動画は約3年後に大きな波紋を広げ、中国の飲料メーカーである東鵬飲料や乳製品大手の蒙牛、チーズメーカーの妙可藍多がエムバペとの協力関係を終了すると発表した。さらに、中国国営テレビがレアル・マドリードや同選手に関連する試合の放送を停止したとも報じられている。
こうした騒動を受け、レアル・マドリードは中国国民への敬意を改めて表明。エムバペ本人が公に謝罪し、自身の発言を悔いていることにも言及した。
フランスのサッカー専門メディア『So Foot』のインタビューに応じたケリフィ氏は、「この種のディープフェイクを作った先駆けの一人だった。ほかの加工動画でも、すでにある程度の知名度を得ていた。ただ、今回は信じられないほど大きな騒動になった」と振り返った。
一方で、エムバペに対しては同情的な姿勢も示している。「正直、エムバペには少し気の毒に思う。誰も悪意を持っていたわけではないのに、結局、影響が出てしまった」と語った。
さらに、騒動が拡大したことについて「自分が、ある意味ですべての発端になったと考えると不思議な気持ちになる。最初は友人たちと笑うために作っただけだった。それが今、自分の目の前で拡散し、大きくなっていくのを見ている」と心境を明かした。
法的措置の可能性も頭をよぎったという。「法的な問題に発展するのではないかと考えた。エムバペ側が僕を訴えて、損害賠償を求めるのではないか、とね」と話した。
ただ、情報を調べた結果、現時点ではそれほど心配していないという。騒動を知った際には「エムバペ、もし僕を訴えたら、僕 は経済的に破産してしまう!」と投稿したことも明かした。
また、今回の騒動を受け、中国での状況を確認するため、フランス大使館に連絡することも真剣に検討したという。「少し奇妙で、ばかげたお願いかもしれないが、念のため確認しておきたい」と語っている。
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