【写真:Getty Images】
サッカー韓国代表のロベルト・モレノ暫定監督は29日、11月の国際親善試合に向けた26人のメンバーを発表。代表引退説や主将ソン・フンミンとの不和説が浮上していたDFキム・ミンジェ、MFファン・インボム、FWファン・ヒチャンも選出された。一方、韓国メディア『The Fact』は、「96年組の3人はいつまで沈黙するのか」と主力3選手について厳しい言葉を送っている。
主力3選手を韓国メディアが批判
韓国では10月6日のウズベキスタン戦後、1996年生まれの3選手をめぐる代表引退説が浮上。ソン・フンミンとの関係についても不和説が報じられ、21日には国会の国政監査でも取り上げられた。ただし、3選手が実際に代表引退や主将交代を要求したのかなど、詳しい経緯は明らかになっていない。
『The Fact』は、11月のメンバー発表直前になっても当事者から明確な説明がないことに言及。「噂が事実でないなら、すぐに否定すべきだ」と指摘した。さらに、「代表チームは特定の選手たちの私的な組織ではない」とした上で、「事実と異なる噂なら、当事者が直接正すべきだ」と訴えている。
そんな中で、29日に発表されたメンバーには3選手全員が名を連ねた。韓国メディア『OSEN』によると、モレノ監督は同日の会見で、選手選考について「私の決定は一時的な感情から下されるものではない」と説明。また、「試合後に出た話は、内部で顔を合わせて話し合った」と明かした。一方、当事者間で交わされた私的な会話の内容については公表しない方針を示している。
韓国メディア『聯合ニュース』は、モレノ監督が主将交代の可能性を問われ、「我々の代表チームの主将はソン・フンミンだ。これ以上付け加えることはない」と答えたと報じている。
韓国代表は来年開催のアジアカップに向けて、11月13日にサウジアラビア代表、17日にカタール代表と対戦する予定だ。モレノ監督との契約は11月までとなっており、内紛疑惑をめぐる今後の動向に加え、暫定指揮官の去就にも注目が集まる。