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エムバペが謝罪も中国国営放送はラ・リーガの中継停止を継続…レアル戦も放送されず

text by 編集部 photo by Getty Images

レアル・マドリードFWキリアン・エムバペ
レアル・マドリードFWキリアン・エムバペ【写真:Getty Images】



 中国国営放送局『CCTV』が、現地時間1日に行われたレアル・マドリードの試合を放送しなかった。中国の指導者だった毛沢東を揶揄するようなミームについて、フランス代表FWキリアン・エムバペが謝罪していたものの、中国側の放送停止措置は続いている。イギリスメディア『BBC』が2日に報じた。

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中国国営放送は依然としてレアル・マドリード戦を放送せず

 エムバペは以前、フランスのトーク番組『The Bridge』で、自分が最も笑えるミームとして、毛沢東に似た「中国の独裁者」に自身の顔を合成した画像を挙げた。この発言は中国国内で大きな批判を招き、同選手は現地時間10月27日に謝罪。「軽率な発言だった。中国や世界各地の中国人コミュニティーの多くの人々を傷つけたことを、今は理解している」とコメントしていた。

 しかし、中国メディア・グループ(CMG)は同月27日、騒動を受けてスペインのラ・リーガの試合放送を停止すると発表。エムバペのほか、レアル・マドリードとラ・リーガにも謝罪を求めていた。中国外務省はエムバペの謝罪を「真剣に受け止めている」と表明し、レアル・マドリードとラ・リーガも謝罪している。

 CMGは各者の謝罪を受け入れたものの、放送停止措置をいつまで続けるかについては明らかにしていない。現地時間1日のレアル・マドリードの試合も放送されず、ラ・リーガの中継停止措置が続いていることが改めて明らかになった。


 中国では、毛沢東は中国共産党を内戦の勝利に導き、中華人民共和国を建国した指導者として、現在も同党から崇敬されている。一方、その統治下では「大躍進政策」や「文化大革命」が行われ、数千万人が犠牲になったとされる飢饉や、社会全体に広がる激しい粛清が起きた。

 中国が政治的な問題を理由にスポーツ中継を停止したのは今回が初めてではない。2019年10月には、NBAのヒューストン・ロケッツでゼネラルマネージャーを務めていたダリル・モーリー氏が香港の抗議活動を支持する投稿をしたことを受け、中国国内でNBAの試合放送が約1年間停止された。

 なお、レアル・マドリードは現地時間1日のラシン・サンタンデール戦に3-0で勝利。エムバペ、ジュード・ベリンガム、ヤン・ディオマンデがゴールを記録した。

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