フットボールチャンネル

最下位に沈むバレンシア、コルベラン監督とフットボール部門CEOを解任…「運営体制において、新たな段階を開始する」

text by 編集部 photo by Getty Images

バレンシアのカルロス・コルベラン監督
解任が決まったバレンシアのカルロス・コルベラン監督【写真:Getty Images】



 佐藤龍之介が所属するバレンシアは13日、カルロス・コルベラン監督と、フットボール部門のCEOを務めていたロン・ゴウレイ氏ら幹部を解任した。クラブのスポーツ部門における大幅な方針転換となる。

欧州サッカーはU-NEXTで!
断然お得なセットプランも登場「U-NEXTサッカーパック」に加入[PR]




バレンシアが大幅な改革に着手

 ゴウレイ氏は今夏、2027年まで契約を残していたコルベラン監督との契約を2028年まで延長していた。今回の決定は、そのわずか2か月後に下されたものとなる。

 コルベラン監督の立場は、チームが8月30日のラ・リーガ第1節のデポルティーボ・ラ・コルーニャ戦で敗れた(1-3)頃から厳しくなっていた。同監督自身も、その試合を「恥ずべきもの」と表現。また、バルセロナ戦で0-5、セビージャ戦で0-1と敗れた試合でも、チームに明確な好転の兆しが見られなかった。ラ・リーガ開幕5試合で1分4敗。得失点差は-9で最下位に位置していた。

 また、現地メディア『MARCA』によれば、結果だけでなく、チームを立て直す能力や、選手たちとの関係性も問題視されていたという。クラブは当初、インターナショナルマッチウィークまでの3試合を一つの判断材料としていたが、コルベラン監督はそのうち1試合を終えた時点でチームを離れることになった模様。

 セビージャ戦後には、コルベラン監督とゴウレイ氏の去就が、シンガポールにいるクラブ首脳陣の判断に委ねられている状況だったようだ。

 なお、キアト・リム会長はバルセロナ戦が行われたメスタージャを訪れており、チームやクラブ幹部、コルベラン監督らと接触する機会があったとされている。


 バレンシアは今回の発表で、ゴウレイ氏に加え、同氏の側近として働いていたリサンドロ・イセイ氏、ハンス・ギルハウス氏、アンドレス・サモラ氏、マレク・シャフェイ氏との契約関係も終了したと発表した。

 クラブは声明の中で、今回の措置について「スポーツ部門とフットボール部門の運営体制において、新たな段階を開始する」意思によるものと説明している。

 ゴウレイ氏の退任は、ここ数か月における重要なスポーツ面の決定を主導した直後のものとなった。その一つが、コルベラン監督との契約を2028年6月まで延長したことだった。当時、バレンシアは同監督について「今後数シーズンにわたってチームの成長を主導するのに適した人物」と評価。契約延長にはゴウレイ氏の「全面的な支持」があったと説明していた。

 一方、クラブは今回の声明で、コルベラン監督が「困難な状況の中でスポーツプロジェクトを主導することを目的に」チームに加入し、その状況を好転させたと説明。また、公式戦72試合にわたり「プロフェッショナリズム、情熱、最大限の責任感を持って」職務を遂行したと評価している。

 バレンシアはコルベラン監督とスタッフに対して在任中の働きに感謝を示したものの、契約解除に至った具体的な理由については明らかにしていない。

 また、クラブは「近日中にフットボール部門の新たな組織体制と、今後のスポーツプロジェクトの構成を発表する」としている。

 新たな組織体制が決まるまでの間は、バレンシアの下部組織であるVCFメスタージャを率いるオスカル・サンチェス監督が暫定的にトップチームを指揮する。

 クラブは声明の最後に、周囲に向けて「安定と未来への信頼」を強調。今後も「強固で競争力があり、持続可能な」スポーツプロジェクトの構築に取り組む姿勢を示した。

【関連記事】
プレミアリーグ2026/27|試合日程・結果・順位表・得点ランキング・日本人選手・移籍情報
【一覧表】日本人選手 海外移籍情報2026/27
歴代最強!? 4年後のW杯サッカー日本代表メンバー案



『フットボールチャンネル』でサッカー最新情報を見よう!
いち早くチェックしたい方は下記リンクから↓↓




【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top