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日本代表、アジアカップは4バックで戦うべき。大岩体制への移行も見据えた「今試すべき理由」

text by 編集部 photo by Getty Images

サッカー日本代表(ベネズエラ戦スタメン)
サッカー日本代表【写真:田中伸弥】



 日本代表は28日、キリンチャレンジカップ2026でベネズエラ代表と対戦し、2-1で劇的な勝利を収めた。その一方で、今回の代表活動ではDF陣に負傷者が相次いでいる。来年1月のAFCアジアカップ、さらに大会後に始まる大岩剛体制まで見据えれば、いま検討すべきなのが4バックへの移行ではないか。現状の課題と将来の代表強化、その両面から考えてみたい。



なぜ今、4バックを試すべきなのか?

 今回の9・10月シリーズの代表活動に招集された31人のうち、DFは7人。 さらに、代表活動合流前に冨安健洋がふくらはぎの負傷で招集を辞退した。

 その後も安藤智哉が腰痛、ウルグアイ代表戦では板倉滉、ベネズエラ代表戦では渡辺剛が負傷。鈴木淳之介も相手選手との接触で足を痛めていた。

 近年、A代表ではCB陣の負傷の多さが課題になりつつあり、ほかにも、高井幸大や町田浩樹なども複数の負傷により、度々代表から戦列を離れている。

 この状況を踏まえ、考えなければならないのが来年1月に開幕するAFCアジアカップで採用するシステムだ。

 森保一監督にとって集大成となる大会で、2011年大会以来の優勝を狙う日本代表。当然、現時点でのベストメンバーで臨みたいはずだが、今回の代表活動のように、最終ラインに負傷者が出るケースも想定しなければならない。

 そこで、選択肢となるのが4バックだ。



 森保監督はウルグアイ戦の前日会見で、「4バックもスタートから試すという準備はしている」と明かしていた。現在基本としている3バックではCBを3人同時に起用するが、4バックなら基本的には2CB+2SBで最終ラインを構成する。

 もちろん、4バックに変更すれば負傷そのものを防げるわけではない。ただ、同時に必要となるCBの人数を減らせるため、離脱者が出た場合でも最終ラインを編成しやすくなる。

 さらに、アジアカップ終了後にA代表を引き継ぐ大岩剛監督は、現在率いるU-21日本代表で4-3-3を基本布陣としている。アジアカップで結果を求めながら、次期体制への移行を見据えた検証もできる点は大きい。

 近年、日本代表が3バックを基本としてきたことで、SBを本職とする選手は代表で役割を得にくくなっていた。一方、4バックを選択肢に加えれば、今夏にD.C.ユナイテッドへ移籍した濃野公人や、現在アジア競技大会を戦っている小杉啓太、梅木怜らも含め、選手選考の幅は広がる。

 相次ぐCBの負傷という現在の問題に対応するだけではない。その先に始まる大岩体制まで見据えれば、いまの段階から4バックを実戦で試す意味は大きい。アジアカップでは4バックをベースに戦うことを推したい。

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【了】

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