【写真:Getty Images】
ラ・リーガ第8節、レアル・ソシエダ対デポルティーボ・ラ・コルーニャの試合が現地時間11日に行われる。ソシエダに所属する日本代表MF久保建英は、今節も先発から外れる可能性が浮上している。スペイン紙『AS』は9日、両ウイングにはアンデル・バレネチェアとゴンサロ・ゲデスが先発する見通しだと報じた。
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次節も先発落ち濃厚か
今季の久保は、ペッレグリーノ・マタラッツォ監督の下で徐々に出場機会を減らしている。9月3日に行われたセルタ戦を最後に先発の座からは遠ざかっており、7日のエルチェ戦では出場機会がなく、13日のアトレティコ・マドリード戦は途中出場。17日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)ボーンマス戦でも終盤の7分間のみの出場となり、20日のバレンシア戦では出番がなかった。これで公式戦4試合連続のベンチスタートとなっている。
その転機となったのが、9月7日のエルチェ戦だった。マタラッツォ監督は攻撃陣を大幅に入れ替え、久保に代わってジョブ・オチエンを右ウイングに起用。新たに起用されたオチエンは1得点1アシストを記録し、3-2の勝利に大きく貢献した。
この試合後、マタラッツォ監督はオチエンとゲデスのスピードを生かし、相手守備の背後を狙う攻撃が機能したと説明。マンツーマンで守る相手に対してロングパスも使い、素早く敵陣へ攻め込むことが狙いだったと明かした。オチエンについては「ただ速いだけではない。自分の長所と、我々が求めていることを理解している」と評価している。
こうした戦術的な事情も、久保の序列低下に影響しているとみられる。その後、バレンシアに3-2で勝利した試合後には、スペイン紙『Mundo Deportivo』が新たな戦術的な試みとライバル選手の好調が、久保の出場機会を減らす要因になっていると指摘した。
久保は今季ここまで公式戦8試合のうち6試合に出場し、先発は3試合。出場時間は232分にとどまり、起用された24選手の中では17位となっている。ウイングの選手では下部組織出身の選手に次いで2番目に少なく、トップチーム所属のウイングでは最少。ゲデスやオチエンらを下回っている状況だ。
さらに今季は得点、アシストともにいまだ0。『Mundo Deportivo』は9日、久保が2026年に入ってから一度もゴールを決めていないと指摘。最後の得点は2025年12月のレバンテ戦までさかのぼり、本拠地では2025年2月のレガネス戦を最後に595日間ゴールから遠ざかっていると伝えた。
次節について『AS』はバレネチェアとゲデスの先発を予想し、好調のオチエンを交代カードとして有力な選択肢に挙げている。同紙は、スピードと縦への推進力を武器とするオチエンについて、試合が行き詰まった際に「最も頼りになる選択肢の一つ」と評価。一方、『MARCA』はオチエンを右ウイングの先発に予想しており、いずれの予想にも久保の名前はなかった。
ライバルたちが存在感を高めるなか、久保は代表活動明けの一戦で再び先発の座をつかめるだろうか。
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