なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)は現地時間13日、国際親善試合でドイツ女子代表と対戦し、1-2の敗北を喫した。この試合で決まった3ゴールは、ドイツ・女子ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンに所属する3人からだった。
全ゴールがバイエルン勢
試合が動いたのは、14分だった。
藤野あおばのパスに反応した谷川が抜群のテクニックで相手をかわし、強烈なシュートで先制点をマーク。
持ち前のゴール前での落ち着きと、正確なシュートでなでしこジャパンに先制点をもたらした。
先制点を奪ったなでしこジャパンの前半は、クララ・ビュールのスピードとドリブルに苦しめられるも、守備陣が奮起。
しかし、28分にビュールのパスを受けたリンダ・ダルマンにゴールを決められてしまい、同点に追いつかれてしまう。
その後は失点せず、前半を1-1で折り返すが、73分にGK山下杏也加のパスをカットされ、最後はビュールの強烈なシュートで逆転弾を許してしまった。
今回、ドイツではヴォルフスブルクやバイエルンの選手が多く招集されていた。
バイエルン勢では、ジュリア・グウィン(途中離脱)、エナ・マフムトビッチ、フランツィスカ・ケット、ダルマン、ビュールが招集され、なでしこジャパン戦では4人が先発。
今回の試合でゴールを決めたのは、谷川、ダルマン、ビュールとバイエルンの中心選手たちだった。
国内リーグ4連覇中で、昨季のUEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)ではベスト4に入った名門の選手たちは、その実力を見せつけていた。
今や、なでしこジャパンも海外組というだけでは、メンバー入りも厳しい。
なでしこジャパンがドイツのようなW杯優勝候補に勝利できるような次のステージに進むには、谷川や長谷川唯らのように、欧州でトップクラスのクラブに在籍する選手が増えてほしいところだ。
来年のW杯までの底上げは厳しいが、その次のW杯までには、世界トップクラスで主力としてプレーする選手が、さらに増えることが望ましい。
【関連記事】
なでしこジャパン ハイチ戦のキックオフ時間や視聴方法は?
なでしこOGが見たなでしこジャパン「これだけ縦に速いサッカーって今までのなでしこにない」
世界5位のなでしこジャパンでも、登録者数は5万人で横ばい。JFAが描く女子サッカー2031年への道筋「本当にここから」【コラム】
【了】

