【写真:Getty Images】
プレミアリーグは9月29日、独立委員会がマンチェスター・シティによる財務規則違反を認定したと発表。シティはこの判断を不服として控訴しているが、英紙『The Sun』は現地時間16日、同クラブの規則違反が他の35クラブの収入に及ぼした可能性のある影響について、合計8億3800万ポンド超(約1760億円)に上るとの推計を報じた。最も大きな影響を受けたとされるのはトッテナムで、その金額は約1億1990万ポンド(約251億8000万円)に達する可能性があると伝えている。
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総額約1760億円の影響か
同紙は、英メディア『BBC』が発表した試算をもとに、2009/10〜2017/18シーズンにプレミアリーグで戦った35クラブへの経済的影響を紹介。リーグ戦の順位による賞金の差額や、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)など欧州カップ戦の出場権、降格による収入減、国内カップ戦での影響などを考慮し、各クラブが得られた可能性のある収入を推計している。
最も金額が大きかったのはトッテナムだ。対象期間中、シティがCL出場権を獲得した一方、トッテナムは4度にわたってCL出場圏の一つ下の順位でシーズンを終えた。欧州大会の賞金収入などを比較した結果、約1億1990万ポンド(約251億8000万円)の影響があったと試算されている。
2番目はハル・シティで、約9900万ポンド(約207億9000万円)。2014/15シーズンと2016/17シーズンに18位で降格したことが、大きな要因となった。続いてエヴァートンが約6643万ポンド(約139億5000万円)、スウォンジー・シティが約6313万ポンド(約132億6000万円)、ニューカッスル・ユナイテッドが約6048万ポンド(約127億円)となっている。
強豪クラブも例外ではない。リヴァプールは約5233万ポンド(約109億9000万円)で6番目。チェルシーは約4576万ポンド(約96億1000万円)、アーセナルは約3086万ポンド(約64億8000万円)、マンチェスター・ユナイテッドは約1835万ポンド(約38億5000万円)と算出された。
ただし、これらはシティの存在によって他クラブの順位や大会出場状況が変わったと仮定した場合の試算であり、実際に発生した損害や賠償額が確定したわけではない。シティの控訴手続きも続くなか、財務規則違反が他クラブに及ぼした影響についても注目が集まっている。