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マンU、冬の補強はスウェーデン代表CBのみ? モウリーニョが示唆

text by 編集部 photo by Getty Images

ビクトル・リンドロフ
ベンフィカのビクトル・リンドロフ【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、冬の移籍市場での補強は一人程度にとどめることを示唆している。21日に英メディア『スカイ・スポーツ』に語った。

 FWメンフィス・デパイやMFアシュリー・ヤングなど、モウリーニョ監督の率いる今季のユナイテッドでは十分な出場機会を得られていない選手も多い。冬の移籍市場では、シーズン後半戦の巻き返しに向けてメンバーの入れ替えを図るとしてもおかしくはない状況かもしれない。

 だがモウリーニョ監督は、「冬の移籍市場よりも夏の移籍市場のことをより信じている。より時間があり、選択肢があるからだ」とコメント。「選手を一人買うなら買うだろう。だが二人や三人、四人買うことはない」と述べ、シーズン途中での大幅な補強の可能性は否定している。

 その一人とは、ベンフィカでプレーするスウェーデン代表のDFビクトル・リンデロフになるかもしれない。ユナイテッドの補強のトップターゲットであると以前から伝えられており、ベンフィカ会長が交渉のためマンチェスターへ向かったとも報じられていた。

 モウリーニョ監督も、自身の母国であるポルトガルでプレーする選手の獲得の可能性を否定してはいない。「ポルトガルの新聞一面では、ポルトガルでプレーする全ての選手がマンチェスター・ユナイテッドへ行くと言われている。だが私とのコネクションがあるのは普通のことだ」と述べた。

 リンデロフのユナイテッド移籍が実現するとすれば、移籍金3800万ポンド(約55億円)での高額取引になるとみられている。ユナイテッドにとっては冬の移籍市場で唯一にして最大の補強となるのだろうか。

【了】

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