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ロシア、コンフェデ杯準決勝進出ならず。開催国GS敗退は2001年韓国以来

text by 編集部 photo by Getty Images

ロシア代表
メキシコ代表と対戦したロシア代表【写真:Getty Images】

 コンフェデレーションズカップ2017・グループステージ第3節の試合が現地時間24日に行われ、グループAからはポルトガル代表とメキシコ代表が準決勝進出を果たした。開催国のロシア代表はグループステージ敗退に終わっている。

 メキシコに勝てば準決勝へ進める状況だったロシアだが、先制しながらも逆転での敗戦。守護神イゴール・アキンフェエフの対応ミスから決勝点を許して1-2で敗れ、グループ3位での敗退となった。

 コンフェデ杯で開催国がグループステージ敗退に終わるのは、1997年の第1回大会のサウジアラビアと、2001年大会の韓国に次いで3例目。2001年大会は日本と韓国の共催であり、もう一方の開催国である日本は準優勝の成績を残した。

 ワールドカップ(W杯)の前哨戦として大会前年に開催されたコンフェデ杯では、開催国の代表チームが1チームも準決勝へ進めないのは初めてのこと。ロシアはEURO2012、2014年W杯、EURO2016と近年の主要国際大会でいずれもグループステージ敗退に終わっており、来年のW杯に向けて不安を残す結果となった。

 だが2001年のコンフェデ杯でグループステージ敗退に終わった韓国代表は、翌年のW杯では準決勝に進んでいる。メキシコ戦後の会見で記者にそのことを指摘されたスタニスラフ・チェルチェソフ監督は、「韓国のその結果は覚えているが、比較すべきではないと思う。これから落ち着いて分析していきたい」と返答している。

【了】

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