エバートンのロメル・ルカク【写真:Getty Images】
エバートンに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクは、まもなくマンチェスター・ユナイテッドへの移籍を完了させ、アメリカでチームに合流する見通しだという。7日付の英紙『ガーディアン』などが伝えている。
ルカクは移籍金7500万ユーロ(約110億円)でユナイテッドへ移籍することが合意に達したと6日に英複数メディアが一斉に報じた。古巣チェルシーへの移籍が濃厚とも予想されていたが、ユナイテッドへの移籍に迫りつつあるとみられている。
現在ルカクは、ユナイテッド所属のフランス代表MFポール・ポグバとともに米国カリフォルニアでバカンスを過ごし、トレーニングも行っている。2人はいずれも敏腕代理人として知られるミノ・ライオラ氏がマネジメントを行っている選手だ。当初はルカクは7日にイングランドへ戻り、エバートンでのプレシーズントレーニングを開始することが予定されていたようだ。
だがユナイテッドへの移籍が合意したことで、6日夜にはロサンゼルスでメディカルチェックを受けたのではないかとみられている。9日には、プレシーズンツアーのため訪米するユナイテッドにそのまま合流することが見込まれている。
ルカクは昨シーズンのプレミアリーグで自己最多となる25ゴールを挙げる活躍を見せた。ユナイテッドに加入したとすれば、退団したFWズラタン・イブラヒモビッチの穴を埋める存在となることが期待される。
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