【マンチェスター・シティ 2-1 ウェスト・ハム プレミアリーグ第15節】

　現地時間3日に行われたプレミアリーグ第15節でマンチェスター・シティはホームにウェスト・ハムを迎え、2-1の勝利を収めた。

　首位シティと19位ウェスト・ハム、最多得点チームと最多失点チームの対戦ということで、一方的な展開になることも予想されたが、スコアはなかなか動かない。

　ここまで、シティにあっても一際目立った活躍をしていたデ・ブルイネがやや精細を欠くなど、全体的にパフォーマンスが良くない。ここに相手守備陣やGKアドリアンのファインセーブが重なり、試合は拮抗した。

　すると、前半終了間際に均衡を破ったのはウェスト・ハムだった。CKの流れからクロスが入ると、オグボンナがヘディングで合わせてリードを奪う。

　グアルディオラ監督は後半の頭からガブリエウ・ジェズスを投入して巻き返しを図る。すると、57分に同点弾が決まった。こちらもCKからの展開。細かいパスをつないでペナルティエリア右からジェズスが折り返し、このボールにオタメンディが飛び込んでゴール。1-1とする。

　だが、同点弾が決まってもウェスト・ハムの集中は切れず、アドリアンの好守も続いた。

　それでも我慢強く攻め続けたシティは83分、ついに逆転弾を手にする。デ・ブルイネが浮き球をゴール前に入れると、ダビド・シルバが体を投げ出してジャンピングボレー。ほとんどスペースはなかったが、こじ開けることに成功した。

　これが決勝点となり、シティは2-1で逆転勝利。公式戦20連勝達成で、プレミアリーグでは13連勝。これは1シーズンの連勝記録としてはプレミアリーグの最長タイだ。

【得点者】
44分 0-1 オグボンナ（ウェスト・ハム）
57分 1-1 オタメンディ（マンチェスター・シティ）
83分 2-1 ダビド・シルバ（マンチェスター・シティ）

【了】