アーセナルのメスト・エジル【写真:Getty Images】
現地時間1日、アーセナルはドイツ代表のMFメスト・エジルと契約延長に合意したと公式ホームページで発表した。新契約は2021年6月30日までとなる。
エジルはアーセン・ヴェンゲル監督とのツーショットの写真を掲載したツイッターを更新し「私は契約書にサインをした。3年間アーセナルと一緒だ」とサポーターに報告した。
続けて29歳の司令塔は「今回の契約は私のキャリアにとって最も重要な決断だった。それ故、とても時間をかけて考えた。最後は自分の心に決定を任せた」とアーセナル残留の経緯を綴った。
なお英紙『デイリー・ミラー』によると、エジルの週給は35万ポンド(約5400万円)でアーセナル史上最高額の給与を受け取ることになるようだ。
2013年にレアル・マドリーから4250万ポンド(当時:約62億円)で加入したエジルは公式戦182試合に出場し36得点64アシストの数字を残している。なお英紙『デイリー・メール』など複数メディアは今季終了後にエジルはマドリー時代の恩師であるジョゼ・モウリーニョ監督が指揮するマンチェスター・ユナイテッド移籍する可能性があると報じていた。
一方でアーセナルは先月23日、ユナイテッドからアルメニア代表のMFヘンリク・ムヒタリアンを、31日にはボルシア・ドルトムントからガボン代表のFWピエール=エメリク・オーバメヤンを獲得した。エジルはこの二人の獲得で2003/2004シーズン以来のリーグ制覇を狙えると判断し残留を決意したのかもしれない。
【了】