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マンU、新監督の古巣に感謝。正式就任で謝礼金7300万円支払い

text by 編集部 photo by Getty Images

オレ・グンナー・スールシャール
マンチェスター・ユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール監督【写真:Getty Images】

 暫定監督を務めていたオレ・グンナー・スールシャール氏を正式な監督に任命したマンチェスター・ユナイテッドは、同監督の古巣であるノルウェーのモルデに「感謝のしるし」として約7300万円を支払ったようだ。英メディア『スカイ・スポーツ』などが伝えている。

 ユナイテッドは昨年12月、成績不振によりジョゼ・モウリーニョ前監督を解任。クラブOBであるスールシャール氏を暫定監督に迎え、就任から公式戦11試合無敗を継続するなどチームの立て直しに成功した。

 今月28日には、スールシャール氏を正式な新監督に任命したことを発表。3年契約を締結し、来季以降もチームの指揮を任せることになった。

 昨年12月にユナイテッドからの招きを受けるまで、スールシャール氏は母国ノルウェーのモルデで監督を務め、2021年までの契約を残していた。同氏を送り出してくれたことへの感謝を表すため、ユナイテッドはモルデに総額50万ポンド(約7300万円)を支払ったとみられている。

 ユナイテッドの監督になることを夢見ていたスールシャール氏は、モルデとの契約の中に、ユナイテッドからの誘いを受けた場合には退団できるという条項を設けていたことが報じられている。ユナイテッドに違約金などの支払い義務はないが、謝礼という形でモルデへの支払いを行ったようだ。

【了】

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