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香川真司のサラゴサ、今季2回目の試合延期。相手チームが集団インフルエンザ

text by 編集部 photo by Getty Images

香川真司
レアル・サラゴサの香川真司【写真:Getty Images】

 スペインサッカー連盟(RFEF)は、現地時間3日に開催が予定されていたセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)第22節のレアル・サラゴサ対スポルティング・ヒホン戦の開催を延期することを前日の2日に発表した。

 延期の理由は、スポルティングの選手の多くがインフルエンザに感染し体調不良となったことによるもの。試合を行うのは不可能な状態であるとして、スポルティング側が延期を要請していた。

 スポルティングの声明によれば、2日午前にはチームのメンバーのうち10人しか練習を行うことができず、その10人の中にも今後体調を崩すことが懸念される選手が数人いたという。チームはさらなる感染を防止するため選手たちを2台のバスに分けてサラゴサ入りした上で、試合開催についての決定を待っていた。

 サラゴサ側は延期の決定を受け入れるとしつつ、クラブやファンが不利益を被ることに対する不満も表明。今後の同様のケースでは所属クラブとは独立した医療機関による診断結果を判断基準とすることなどを連盟に要請している。

 MF香川真司も所属するサラゴサは、今季すでに同様の理由による試合延期を経験していた。9月18日に開催予定だった第6節のフエンラブラダ戦は、相手チームに急性胃腸炎の選手が続出したことで延期。10月16日に改めて開催された試合には1-2で敗れた。日程や選手のコンディション面などで、延期が不利に働く形になったとみられている。

【了】

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