国際サッカー連盟（FIFA）は、来年夏に予定されていた第18回クラブワールドカップの新たな開催日程を2022年6月とすることを近々発表することが見込まれるという。スペイン紙『アス』が14日に伝えている。

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　これまで毎年12月頃に開催されてきたクラブワールドカップは、参加チーム数を24に大幅拡大して4年ごとの開催とすることが昨年決定。その改革後の第1回大会は2021年6月から7月にかけて中国で開催されることが予定されていた。

　だが新型コロナウイルスのパンデミックによる影響で、今年夏に予定されていたEURO2020およびコパ・アメリカ2020が来年夏に延期されることが先月決定。日程が重複することになるクラブワールドカップについては、「2021年中、2022年、2023年」のいずれかで新たな日程を検討すると発表されていた。

　その日程は2022年6月となることが決定し、近日中に発表が行われる見通しだとスペイン紙は伝えた。2022年はワールドカップイヤーでもあるが、カタール大会は11月から12月にかけての冬季開催となるため日程が重複することはない。

　その次のクラブワールドカップは4年後ではなく3年後となり、当初の予定通りの2025年開催となることが見込まれる。翌2026年にはアメリカ、カナダ、メキシコの北米3ヶ国共催によるワールドカップが予定されている。

【了】