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元日本代表監督アギーレ氏がレガネス退任。最終節レアルとドローも残留ならず

text by 編集部 photo by Getty Images

ハビエル・アギーレ
【写真:Getty Images】

 スペインのレガネスを率いる元日本代表監督のハビエル・アギーレ氏は、今季限りでの退任の意向を表明した。スペイン紙『マルカ』などが伝えている。

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 レガネスは現地時間19日に行われたリーガエスパニョーラ最終節の試合でレアル・マドリードと対戦。今季王者と2-2で引き分ける健闘を見せたが、18位から順位を上げることはできず、エスパニョールとマジョルカに続いて2部降格が決まった。

「これが私のレガネスへの別れだと感じている。目標を達成することができなかった」とアギーレ監督は試合後にコメント。「(クラブが)続投を望むのかどうか見てみよう」と含みを残しながらも、今季限りでの退任を考えている様子を見せた。

 レガネスのマリア・ビクトリア・パボン会長も、「彼が続けることはない。我々にそう言ってきた。しっかり話をしたわけではないが、彼は別れを告げたと思っている。明日話をするが、続けるのは難しいだろう」とスペインテレビ『エル・チリンギート』に話している。

 アギーレ監督はシーズン途中の11月に就任。その時点でレガネスは最下位に沈んでいたが、シーズン最後の5試合では3勝2分けと調子を上げ、18位に順位を上げて最後まで残留の望みを残した。無観客試合ながらもスタジアム外に集まっていた少数のサポーターからは拍手で見送られたと報じられている。

【了】

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