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カウンターで4対1、絶体絶命のピンチ…PSGを救ったフランス代表DF“世紀のタックル”

text by 編集部 photo by Getty Images

プレスネル・キンペンベ
【写真:Getty Images】

 20日に行われたリーグアン第16節の試合でリールとスコアレスドローに終わったパリ・サンジェルマン(PSG)。この試合で、フランス代表DFプレスネル・キンペンベがチームを救った超ファインプレーが話題となっている。

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 勝ち点1差で首位を争う両チームの直接対決は緊迫した展開で無得点のまま終盤へ。PSGは79分にCKのチャンスを得たが、クリアボールからカウンターを許して逆にピンチを迎えてしまう状況となった。

 前掛かりになっていたPSGに対してリールの選手たちが一気に攻め上がり、最終ラインに残っていたキンペンベは1対4での対応を強いられる。失点は避けられないかと思われたところで、起死回生のスーパープレーが飛び出した。

 体を投げ出したキンペンベは、ファウルを犯すことなく完璧にボールを捉えるスライディングタックルでFWブラク・ユルマズの足元からボールを奪い去る。絶体絶命の場面を乗り切り、チームに貴重な勝ち点1をもたらすプレーとなった。

 しかもキンペンベはタックルの直前にボールを追いかけていた際にハムストリングを痛めたようであり、一瞬動きを止めかける様子を見せたところから再び加速してこのタックルを繰り出した。そのまま交代を余儀なくされている。

 各国メディアやSNS上のファンもキンペンベのこのプレーを絶賛。英紙『デイリー・メール』はファンのSNS投稿を引用して「今世紀最高のタックル」と伝え、スペイン紙『アス』も「今季最も英雄的な守備」と動画を紹介している。

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