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アーセナルで構想外のDF、バルセロナに11年ぶり復帰か。大幅給与カットにも応じ市場最終日に電撃移籍へ

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



エクトル・ベジェリンが11年ぶりにバルセロナ復帰へ

 アーセナルでミケル・アルテタ監督の構想から漏れているDFエクトル・ベジェリンが、移籍市場最終日に新天地を求めることになりそうだ。



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 移籍先は、かつて所属したバルセロナだという。アメリカ代表DFセルジーニョ・デストのミラン移籍が濃厚で右サイドバックの層が薄くなるバルセロナは、下部組織出身の27歳を11年ぶりに呼び戻す。

 ベジェリンは昨季、スペイン1部のベティスに期限付き移籍し主力として活躍。本人は完全移籍を望んでいるとされていたが実現せず、アーセナルに籍を残しながら出番を得られない日々が続いていた。

 一方で、ウディネーゼやアタランタ、サッスオーロといったイタリア方面から届いたオファーは全て拒否したと英紙『デイリー・エクスプレス』などが報じている。

 バルセロナはドルトムントに所属しているベルギー代表DFトーマス・ムニエの獲得を目指したものの、合意には至らず。ビジャレアルに所属するアルゼンチン代表DFファン・フォイスも獲得できなかった。そこでアーセナルで居場所を失っている下部組織出身のベジェリンに目をつけたようだ。

 スペインのスポーツメディア『Relevo』などによれば、ベジェリンはアーセナルとの契約を解除したうえでフリーでバルセロナに加入する見込みだという。また、財政難にあえぐ古巣を助けるために現状からの大幅な給与減額にも応じて契約を結ぶと見られる。

 2011年にバルセロナを離れてアーセナルへ移籍し、プレミアリーグで180試合以上に出場した実績を持つベジェリン。近年は負傷などもあってやや下り坂だったが、11年ぶりの古巣復帰でキャリアを再び軌道に乗せることができるだろうか。

【了】

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