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【写真:Getty Images】
ベンゲル氏がジェズスが得点を奪えない理由を指摘
アーセナルで22年間指揮をとっていたアーセン・ベンゲル元監督は、古巣クラブのストライカーであるガブリエウ・ジェズスがここまでうまくゴールを決められない理由について指摘した。英メディア『TDR』は、現地時間の2日にベンゲル監督がアーセナルのストライカーについて語った一連の発言について報じている。
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22-23シーズンに、アーセナルはマンチェスター・シティからジェズスを約4500万ポンド(約72億円)で獲得した。同選手は、加入後開幕9試合で5ゴール4アシストを記録し、アーセナルが昨シーズンシティとタイトルを争う原動力となった。
しかし、第9節から28節まで得点を奪えない苦しい状況が続き、最終的には29節からシーズン終了まで5ゴールしか奪えずアーセナルもリーグタイトルを逃してしまった。今シーズンも怪我で欠場する試合が多く、31節終了時点でリーグ戦20試合に出場し4ゴール3アシストと今季加入したカイ・ハフェルツやブカヨ・サカの後塵に甘んじている。
アーセナルを22年間指揮したベンゲル氏は、監督キャリアの中でティエリ・アンリやロビン・ファン・ペルシー、ピエール=エメリク・オーバメヤンなど数々の名ストライカーを指導した。
ベンゲル氏は、ジェズスが苦しんでいる理由について、「ゴール前で苦戦しているのは怪我で欠場した試合が多いからだ」と述べた上で、伝説的なストライカーや現在のトップ選手たちのように活躍するために重要なことについて次のように語った。
「ジェズスの中には、現時点で見えている以上のゴールがある。ご存知のように、トップレベルになれないものたちは試合に出場したりしなかったりするものだ。歴史を作る男たちは、一貫してピッチに立ち続ける。ロナウドとメッシは15年間、年間50~60試合プレーした」
同メディアは、「ジェズスが怪我で欠場した試合を考えると、彼のコメントは非常に理にかなっている」と前置きし、「昨シーズンは15試合を欠場、今シーズンは合計16試合を欠場している。これは2シーズンで31試合を欠場したことになり、出場と欠場を繰り返している。それが間違いなくゴールに影響しているだろう」と、ベンゲル氏が語る一貫して試合に出場する重要性を強調していた。
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