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【写真：Getty Images】

コール・パルマーがマンチェスター・ユナイテッド戦でハットトリックを記録

　かつてアーセナルやチェルシーで活躍したセスク・ファブレガス氏が、イングランド代表MFコール・パルマーを絶賛している。現地時間3日にリリースされたポッドキャスト『BBC’s Planet Premier League』を通じ、同氏はパルマーに対して「間違いなくチェルシーの年間最優秀選手だ」とコメントした。

　チェルシー対マンチェスター・ユナイテッドは4日に行われたが、このポッドキャストはその前に公開されている。すなわち、パルマーがこの試合でハットトリックを決める前に、セスク氏は21歳の若手を激賞している。

　同選手は昨シーズンまでマンチェスター・シティのMFだったが、セスク氏はそのときの様子を次のように回想した。「（昨季の）チャンピオンズリーグ決勝を観戦していたときのことだ。彼はそこでフォーミングアップしていて、アップカミングな若い選手のひとりだった。その経験を楽しんでいる様子だったが、当時は試合に出場したり、それを監督から検討されたりするような選手ではなかった」

「そして突然、チェルシーに移籍したんだ。そこからの彼は高いクオリティと個性を備え、非常に高いレベルでパフォーマンスを発揮し始める。ボールを欲しがり、ラストパスを出し、ゴールを決めるんだ」

　今季のパルマーの活躍に対し、セスク氏は「非常に感銘を受けたと言わざるを得ない。この手のインパクトは予想外だったし、彼は間違いなくチェルシーの年間最優秀選手だ」と述べた。

　なお、5日に英紙『ミラー』が報じたところによると、チェルシーの指揮官であるマウリシオ・ポチェッティーノ監督もユナイテッド戦のあとにパルマーへ賛辞を送ったようだ。同監督は「パルマーの素晴らしさのひとつは、メンタルとプレッシャーに対処する能力だ」と語り、「今日のパフォーマンスを見れば、彼がトッププレーヤーでないと言うことは不可能だ」と述べた。