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38歳となった現在も第一線で活躍し続ける長友佑都。サッカー日本代表が2026年のFIFAワールドカップ行きを決めたことで、5大会連続での本大会出場の可能性も出てきた。では、過去にW杯5大会連続出場の偉業を成し遂げたのは誰なのか。その功績を振り返る。(成績は『transfermarkt』参照)
GK:アントニオ・カルバハル(元メキシコ代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:1929年6月7日
出場大会:1950年、1954年、1958年、1962年、1966年
W杯通算成績:11試合25失点
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メキシコ代表のゴールマウスを守り続けたアントニオ・カルバハルは、史上初となるワールドカップ(W杯)5大会連続出場を達成した人物である。
1948年のロンドンオリンピック(五輪)で活躍したことでプロ契約を勝ち取ったカルバハルが、初めてW杯に出場したのは、1950年のブラジル大会。グループステージ初戦となったブラジル代表との一戦が、同選手の代表デビュー戦となった。
カルバハルが初めてW杯で勝利を収めたのは、それから12年後の1962年。チェコスロバキア(現在はチェコとスロバキアに分離)相手に3-1で勝利している。
カルバハルはW杯連続出場記録以外にもう1つの記録を保持している。それは、W杯通算最多失点だ。通算25失点は、現在に至るまで破られていない記録となっている。一見不名誉な記録だが、間違いなくメキシコのサッカー黎明期を支えた証でもある。
1998年にローター・マテウスが2人目の達成者となるまでの32年間、唯一の達成者だった「エル・シンコ・コパス(5つのカップ)」(愛称)は2023年に逝去。その際にはFIFA会長ジャンニ・インファンティーノも追悼の意を表しており、カルバハルはメキシコのレジェンドとしてこれからも語り継がれていくだろう。
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